「競馬学会」の基本情報

サイト名	競馬学会
URL	http://www.pxel.jp/
運営責任者	斎藤 孝典
住所	東京都台東区千束4-16-2
メールアドレス	info@pxel.jp
電話番号	03-5849-4484

「競馬学会」をくまなく徹底検証！

「競馬学会」とは、2016年11月2日より運営している競馬予想サイトだ。果たして「競馬学会」という競馬予想サイトはいったいどんな競馬予想サイトなのか。今回はこの「競馬学会」という競馬予想サイトについて検証してみようと思う。

「競馬学会」の非会員ページを検証！

「競馬学会」の非会員ページを検証してみよう。「競馬学会」の非会員ページの背景には、レースの動画が掲載されていた。この動画について検証してみると、2017年1月28日に開催されたペガサスワールドカップのレース映像であることが確認できた。ちなみに「競馬学会」は2016年11月2日から始まったサイトであるため、このレースの提供を行なうことは可能であった。

「競馬学会」の会員登録フォームを見てみると、【全額あんしん保障】とサイズ感を間違えたのかと思うくらいにデカデカと記されていた。この【全額あんしん保障】というのが、どのようなサービスなのか非会員ページを見てみたが、どこにも【全額あんしん保障】については説明がなかった。ある意味、サイトの特徴と同じくらいに説明しなくてはならない箇所だと思うのだが・・・。一体「競馬学会」は【全額あんしん保障】を何だと思っているのだろうか？

「競馬学会」の非会員ページを見ていくと、「競馬学会とは」という項目があり、そこでは競馬学会の理念や馬券師などの説明がされていた。ならば、ここで【全額あんしん保障】の説明をしてもいいと思うのだが・・・。

「競馬学会とは」の馬券師についての説明書きを見てみると、【各プラン毎に違う担当の馬券師がいる】ことが記されていた。どうやら「J.H.A.」や「的中総選挙」のように馬券師が所属しているサイトのようだ。大抵馬券師系のサイトは、週ごとに提供を行う馬券師が違うことから、安定して的中が難しくなる。なのでとっかえひっかえで情報への勧誘を行っていることも少なくない。

また「競馬学会とは」の中で、サポートについて【少人数精鋭にてお客様一人一人と真剣に向き合える担当制】と説明しているが、この手の文言を記している競馬予想サイトは架空の担当者をつけていることが多い。

ところで、この「競馬学会」のURLだが、「www.pxel.jp」とまるでサイト名とは関連性が感じられないものになっている。なぜ「競馬学会」をモチーフとしたURL（例「keiba-gakkai.com」）にしなかったのかが、かなり疑問である。

続いて、「競馬学会」の特定商取引法に基づく表記を検証してみよう。見てみると、運営会社が「株式会社フラクタリコ」、所在地が「東京都台東区千束4-16-2」と記載されていた。どちらも過去に聞いたことがない会社名と住所だ。「株式会社フラクタリコ」の会社名から検証すると、埼玉県さいたま市に同名の会社があること以外、たいした情報が出てこなかった。

住所から検証していくと、その住所にはマンションが建っていた。ということは、レンタルオフィスなのかもしれない。一応表記的な面では問題はないが、サイト上でトラブルが発生した場合、雲隠れされる可能性が高い。

「競馬学会」の会員ページを検証！

非会員ページを検証したので、次は会員登録をして会員ページを検証！

「競馬学会」の会員ページは、このようになっていた。

プランへ誘導するスライドや直近の的中実績、公開中のプランの一覧がある以外は特に何もない会員ページだった。レース展望や穴馬予想といった無料コンテンツもない模様。なんだか面白みのない会員ページだなぁ・・・。

「競馬学会」の会員ページを見ていくと、【全額あんしん保障制度】についてのページがあった。そこを見てみると、この制度は【万が一、初回購入の商品金額より配当金額が少額の場合はご購入金額全額分が自動返還される】というものだそうだ。けっこう重要な制度だと思うので、なぜこれを非会員ページで説明しなかったのかがかなり気になる。

この制度の申込を行うフォームがあるのだが、そこでは「ニックネーム」（※必須）、「誕生月」、「参加目的」、「ご要望等」の4つの項目があった。ニックネームはわかるが、なぜ誕生月を聞く必要があるのだろうか？下の注意書きには、【特別な案内をする場合がある】ともっともらしいことは書いてはいるが・・・。

ただ、この「競馬学会」が施行している【全額あんしん保障制度】についてだが、「全額」とあるので勘違いしがちだが、これは購入金額分をポイントで返還される制度である。そんなんだったら現金で全額返金しなさいよ！

「競馬学会」の会員ページには、「お客様の声」というページも存在する。ここでは、会員から（とされる）の的中報告が掲載されていた。ところどころに「競馬学会」への不満のコメントもあるが、基本的には「競馬学会」にとって都合のいいコメントが多く掲載されていた。それにしてもこれらの「お客様の声」はどこから投稿するのだろうか？送信するフォームとしてお問い合わせフォームがあるものの、「競馬学会」側からの指示がない状態で、会員が全員示し合わせたかのようにコメントを送るとは非常に考えにくい。

また、「競馬学会」の「お客様の声」には投稿日時が記載されている。最古のコメントを検証してみたところ、2017年9月11日であることがわかった。サイトが始まったのが2016年11月2日なので大した問題ではないが、9月10日以前のコメントが皆無なのは非常に引っかかる。

ここで、「競馬学会」の的中実績を検証してみよう。「競馬学会」の的中実績は、的中したプラン名、レース名、券種・点数、獲得金額などが事細かに記載されていた。これにより、どのプランでの的中かが分かりやすい。

「競馬学会」の最古の的中実績について検証してみると、2017年7月22日が最古の的中実績であることが確認できた。2016年11月2日に始まったサイトであるため、日付的にはおかしくはないが、なぜ開始日から約半年の的中実績がないのかが非常に気になる。

「競馬学会」の評価・口コミを調査！

「競馬学会」の評価や口コミを調査してみると、以下のような内容が見つかった。

根拠のない自信からの秋シーズン、一撃目の重賞制覇できたことは評価したいと思います 産経賞セントウルステークス、例年惜しいところで外してましたが今回はほぼ人気通りながらグレイトチャーターで配当的にも上がりましたので利益獲得もついてきて出だしはまずまずでした

― 比較競馬.net「競馬学会の評判、口コミ、評価、レビュー、競馬予想」より

的中率は70％程度という言葉にまんまと騙された…。 実際のところ20％…いや10％以下だと思います。 あと競馬学会は販売してない情報が的中してるパターンが多いです。 そこがすごく胡散臭いですね…。

― 比較競馬.net「競馬学会の評判、口コミ、評価、レビュー、競馬予想」より

と、悪評が目立っており、「競馬学会」が悪徳競馬予想サイトであることがわかった。

「競馬学会」の有料情報を紹介！

「競馬学会」には以下のような有料情報が用意されていた。

コルモゴロフ馬学

情報料：15万円

PotentialLAB

情報料：10万円

慧眼の証言 -keigan-

情報料：8万円

VISION

情報料：7万円

華の慶次郎

情報料：5万円

根拠のない自信

情報料：4万円

feelinglockey

情報料：3万円

馬主の家政婦

情報料：2万円

The Red

情報料：1万5,000円

オイキリジョー

情報料：1万5,000円

会心の一撃

情報料：1万円

心網 -Mantra-

情報料：7,500円

10point

情報料：7,500万円

GOLDSHIP

情報料：7,500円

「競馬学会」の検証結果のまとめ

「実績と信頼でお客様との絆を結ぶ」を理念としている競馬予想サイト。

2016年11月2日に始まった競馬予想サイトであるにも関わらず、的中実績が2017年7月22日、お客様の声が2017年9月11日以降のものしか掲載していない等、かなり怪しい点が見受けられた。準備中のコンテンツがあったことから、もう少し検証を続けてみようと思う。

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