「週刊競馬ナックル」の基本情報

サイト名	週刊競馬ナックル
URL	https://keiba-knuckle.com/
運営責任者	佐藤 誠
住所	東京都港区南青山2-2-15
メールアドレス	info@keiba-knuckle.com
電話番号	03-6380-2227

「週刊競馬ナックル」をくまなく徹底検証！

「週刊競馬ナックル」とは、2015年11月25日より運営している競馬予想サイトだ。比較的新しい競馬予想サイトのようだが、果たして「週刊競馬ナックル」とはいったいどのような競馬予想サイトなのか。今回はこの「週刊競馬ナックル」という競馬予想サイトについて検証してみようと思う。

「週刊競馬ナックル」の非会員ページを検証！

「週刊競馬ナックル」の非会員ページを検証してみよう。

「週刊競馬ナックル」は、大洋図書が発行している『実話ナックルズ』をもちーふとしているのか、雑誌の記事を彷彿させるデザインが施されていた。なかなか凝ったデザインをしていると思う。しかし、外見は良くても、中身が伴っていないといけない。そんな「週刊競馬ナックル」はどうなのだろうか？

「週刊競馬ナックル」の非会員ページには、【競馬は95％の人間が負けている】ことや【競馬とパチンコは何が違うのか？】といったどこの競馬予想サイトにも書いてあるようなことや、【何十人と予想家が在籍していて、何十通りもある買い目情報で「当たる情報」「当たる買い目」と言えるのか？】といった他社のやり方に疑問を呈すようなことが書かれていた。

それに対して、「週刊競馬ナックル」が「どんな情報」を根拠に「どのような予想法」を用いて買い目を提供しているのかについての記述が、この非会員ページには記載されていなかった。しかも、他社のやり方に疑問を呈すサイトもまた優れたサイトではないことは、これまで検証してきた経験から言えることだ。

「週刊競馬ナックル」の非会員ページには、「競馬界のタブー」という不定期コンテンツがある。それは毎週金曜日に「馬券に絡むタブー」から「裏ネタ情報」まで、その週に取材班が仕入れた独占情報を公開できるギリギリのラインで提供するというもの。その説明文を見ると、【毎週、数十名の予想家から専属契約している記者、関係者筋までガチで仕入れた“勝つための情報”をご提供】とあった。なんだ、「週刊競馬ナックル」も予想家が何十名もいるサイトじゃないか。

「週刊競馬ナックル」の運営元を検証

会社にもよるが、1つの会社で2つ以上の競馬予想サイトを運営していることがある。それはたいして問題ではないのだが、中には悪徳競馬予想サイトを乱発している会社もあるため、注意が必要である。その点を踏まえ、「週刊競馬ナックル」の運営元について検証してみよう。

「週刊競馬ナックル」の特定商取引法に基づく表記を見てみると、販売事業者は「株式会社グラス」、所在地は「東京都港区南青山2-2-15」と記載されていた。運営会社の「株式会社グラス」から検証を行うと、珍しく会社のサイトが見つかった。

住所の「東京都港区南青山2-2-15」から検証すると、レンタルオフィスの住所であることが分かった。レンタルオフィスを住所に用いることは問題ないが、サイト上で問題が発生した場合、運営側が雲隠れする可能性もあるため要注意だ。

「週刊競馬ナックル」のIPアドレスは「52.199.128.215」で、他の競馬予想サイトとの関係性を検証してみたところ、「うまサプリ」（54.150.234.155）や「ターフビジョン」（52.193.167.144）などのサイトとわずかながら似ていた。これらのサイトについての検証を進めると、「supremacy Inc.」のグループサイトだということがわかった。

「週刊競馬ナックル」の会員ページを検証

非会員ページを検証したので、次は会員登録をして会員ページを検証！

「週刊競馬ナックル」の会員ページには、無料で読めるコンテンツが4つほど公開されていた。こちらを1つずつ検証していこう。

コンテンツ名	概要
オフレコ記者ブログ 南丸が行く!!	毎週木曜日更新 週末に開催される重賞競走の解析結果が記されるコンテンツ。検証時は、3月30日の中山11R ダービー卿チャレンジトロフィーについてまとめられていた。内容は10年間のデータから割り出した話だが、JRAの公式サイトにも掲載されている情報であり、正直オリジナリティはない。
今週の一頭入魂馬	毎週金曜日更新 土曜日または日曜日に開催される競走から注目の1頭を提供するコンテンツ。検証時は、準備中となっていた。
競馬界のタブー	不定期更新 情報提供者からのレポートがつづられているコンテンツ。検証時は、某専門誌栗東担当トラックマンM氏のレポートが掲載されていた。情報元保護の観点とはいえ、個人を特定する箇所が伏せられており、なんだか週刊誌でもおなじみの「関係者が語る」系のガセネタの印象を受ける。
無料買い目情報	毎週土日公開 検証時は、3月30日の阪神5R 3歳500万下の買い目が公開されていた。3連複フォーメーションで、1頭目に「9」、2頭目に「2,3,4」、3頭目に「2,3,4,8,5,7」の計12点。実際のレースは、「3-5-7」という結果で不的中だった。しかも1頭目に選んでいた9番アシャカドは、9頭中9着に入っている。

「週刊競馬ナックル」の無料コンテンツを検証した結果、全体的に内容が薄いうえに精度が低く、あまり参考にならないことがわかった。

「週刊競馬ナックル」の会員ページには、「週刊競馬ナックル」が提携を結んでいるというトラックマンの紹介ページが存在していた。ページを見ると、【ナックルBIGIII】【Knuckle神7】【人気トラックマン】の3部門に分かれていた。また、【ナックルBIGIII】にのみ写真が付いており、一部のトラックマンはイニシャルで表記されているなど、かなり不自然な紹介ページになっている。

そこで、人物画像が偽者かどうかを検証してみたところ、ナックルBIGIIIの一人・タカシがPIXTAの画像素材であることが分かった。これにより、「週刊競馬ナックル」のトラックマンが偽者であることが分かった。

続いて、「週刊競馬ナックル」が的中実績を捏造しているかを検証してみた。

最古の的中実績を確認してみると、「1月5日の京都11R スポーツニッポン賞京都金杯」が最古の的中実績であることが分かった。これが何年のスポーツニッポン賞京都金杯なのかがわかりづらいが、「1月5日」という日付と「6-7-14」という着順から2016年1月5日の的中実績であると思われる。

「週刊競馬ナックル」のドメインは、2015年11月25日に取得されているため、日付的にもなんら問題がない。

「週刊競馬ナックル」の評価・口コミを調査！

「週刊競馬ナックル」の評価や口コミを調査してみると、以下のような内容が見つかった。

週刊競馬ナックルはトラックマン目線での予想で買い目を公表しているみたいなんだけど本当にトラックマンがいるのかと疑ってしまうんだけどね。
本当にトラックマンがいてるならもっと穴馬を指名してきてもいいと思うんだけどそうではないことが多いのてすけど。
そんな感じなんで一回有料の情報を利用した人はやめていってるのではないかな。
週刊競馬ナックルもそろそろ終わりかな

― 競馬口コミダービー「週刊競馬ナックルの評判や口コミ、評価、検証」より

2月10日の2押しに当選するも全滅。。。以前参加した3押しも全滅だったし、なんで俺が参加した時だけ外れるの？？

― 比較競馬.net「週刊競馬ナックルの評判、口コミ、評価、レビュー、競馬予想」より

と、悪評が目立っており、「週刊競馬ナックル」が悪徳競馬予想サイトであることがわかった。

「週刊競馬ナックル」の有料情報を紹介！

「週刊競馬ナックル」では、以下のような有料情報が提供されていた。

コンテンツ名	概要
BIGIII 【土曜版】	提供日：土曜日 提供R：2鞍 買い目：三連単 参加定員：完全抽選30名様 参加必要pt：500pt
神7 【土曜版】	提供日：土曜日 提供R：2鞍 買い目：馬単/3連複/三連単 参加定員：完全抽選50名様 参加必要pt：300pt
人気トラックマン 【土曜版】	提供日：土曜日 提供R：2鞍 買い目：馬連/馬単/三連複 参加定員：完全抽選70名様 参加必要pt：150pt
最終入電12R 【土曜版】	提供日：土曜日 提供R：1鞍 買い目：三連複/三連単 参加定員：完全抽選30名様 参加必要pt：120pt
BIGIII 【日曜版】	提供日：日曜日 提供R：2鞍 買い目：三連単 参加定員：完全抽選30名様 参加必要pt：500pt
神7 【日曜版】	提供日：日曜日 提供R：2鞍 買い目：馬単/三連複/三連単 参加定員：完全抽選50名様 参加必要pt：300pt
人気トラックマン 【日曜版】	提供日：日曜日 提供R：2鞍 買い目：馬連/馬単/三連複 参加定員：完全抽選70名様 参加必要pt：150pt
最終入電12R 【日曜版】	提供日：日曜日 提供R：1鞍 買い目：三連複/三連単 参加定員：完全抽選30名様 参加必要pt：120pt

「週刊競馬ナックル」の検証結果のまとめ

数十人ものトラックマンと提携を結んでいるという触れ込みで運営している競馬予想サイト。

サイト内で紹介されているトラックマンは、画像素材を用いた偽者であることが発覚。また、無料コンテンツの内容も全体的に薄く、予想の参考になりそうな情報がこれといって見当たらなかった。

これにより、「週刊競馬ナックル」を悪徳競馬予想サイトと評価した。

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