【2020年 第6回ターコイズステークス】特徴まとめ
ターコイズステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝1,600mで開催している中央競馬の重賞競走。
競走名の「ターコイズ(Turquoise)」は、12月の誕生石の一種とされているトルコ石のことで、色は碧青または淡緑であり、その独特な色合いから「ターコイズブルー」と称されている。
ターコイズステークスは、2015年に牝馬の出走機会を拡大する観点から、3歳以上の牝馬による重賞競走として創設された。創設当初の格付表記は「新設重賞」で、翌年に「重賞」に変更され、2007年に「GIII」を格上げされた。
また、ターコイズステークスは初年度より地方競馬所属の競走馬と外国調教馬の出走可能が可能である。
ちなみに1986年から2014年まで同名の特別競走が開催されていた。こちらはオープンクラスのハンデキャップ競走で、夕刊フジ杯として開催された年もあった。
【2020年 第6回ターコイズステークス】コースの特徴
ターコイズステークスのコースの特徴を見ていこう。ターコイズステークスのコースは1コーナー奥からスタートし、外回りの2コースに向かっていくレイアウトになっている。2コーナーまでの距離が短く、先行争いが激しくなるという特徴がある。
外回りに入ってからは、4コーナーまで終始下り坂となっており、ペースが落ちづらいくなっている。直線距離は310mで、直線の半ばには急勾配の上り坂がある。ターコイズステークスのコースは、JRAの芝1,600mのコースの中では、中京競馬場と共にコーナーが3回(新潟競馬場・東京競馬場・京都競馬場・阪神競馬場は2回)で、直線も短いという独特な特徴も持っている。
路盤改修によって従来より速い上がりが出るようになったものの、コース形態上は上がりがかかりやすい構造。外から一瞬の脚でさせる競走馬が好走しやすくなっている。
【2020年 第6回ターコイズステークス】過去10年の優勝馬
続いてはターコイズステークスの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
---|---|---|---|---|---|---|
– | 2010年12月5日 | 1600m | カウアイレーン | 牝4 | 3 | 1:33.7 |
– | 2011年12月4日 | 1600m | マイネプリンセス | 牝5 | 14 | 1:33.6 |
– | 2012年12月2日 | 1600m | サウンドオブハート | 牝3 | 1 | 1:33.4 |
– | 2013年12月1日 | 1600m | レイカーラ | 牝4 | 2 | 1:33.6 |
– | 2014年12月7日 | 1600m | ミナレット | 牝4 | 9 | 1:33.7 |
第1回 | 2015年12月19日 | 1600m | シングウィズジョイ | 牝3 | 11 | 1:35.7 |
第2回 | 2016年12月17日 | 1600m | マジックタイム | 牝5 | 1 | 1:33.6 |
第3回 | 2017年12月16日 | 1600m | ミスパンテール | 牝3 | 5 | 1:34.2 |
第4回 | 2018年12月15日 | 1600m | ミスパンテール | 牝4 | 5 | 1:32.7 |
第5回 | 2019年12月14日 | 1600m | コントラチェック | 牝5/td> | 3 | 1:32.2 |
【2020年 第6回ターコイズステークス】レース傾向
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