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【2020年 第56回七夕賞】特徴まとめ

七夕賞 特徴

七夕賞(たなばたしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が福島競馬場の芝2,000mを舞台に開催している重賞競走。正賞は福島県知事賞と福島商工会議所会頭賞。

七夕賞は、1965年に4歳(現3歳)以上の競走馬による重賞競走として創設され、第1回は福島競馬場の芝1,800mで施行された。1969年と1971年、および1975年から1979年は10月に開催され、この関係から施行時期が名称にそぐわないという観点から「東北記念(とうほうくきねん)」に改称して施行された。

1980年に施行時期が再び夏季開催となり、「七夕賞」の名称が復活。また、施行距離が芝2,000mに延長された。

1984年にグレード制が導入されたことに伴いGIIIに格付けされ、1995年に混合競走に指定されたことにより外国産馬、2002年に特別指定交流競走に指定されたことにより地方競馬所属の競走馬、2006年に国際競走に指定されたことにより外国調教馬の出走が可能となった。

2006年に夏季競馬を盛り上げるという目的でサマー2000シリーズの第1戦が創設された。七夕賞は、サマー2000シリーズの第1戦に指定され、夏の中距離チャンピオンを目指す競走馬が毎年集結している。

負担重量は、別定で施行された1972年と1973年を除いて、ハンデキャップで定着している。

馬場内広場に設置されているターフビジョンの裏には「ローズガーデン」が儲けられ、七夕賞に因んで「天の川」を模したデザインが施され、2013年の春に造成された。

【2020年 第56回七夕賞】コースの特徴

2020年 第56回七夕賞 コース特徴

七夕賞のコースの特徴を見ていこう。七夕賞のコースは4コーナーの奥にあるポケット(引き込み線)からのスタートとなり、スタート直後に緩やかな下り坂があり、その後に上り坂があるという特徴がある。

スタート地点から1コーナーまでの距離が約500mと長い。決勝線を過ぎた辺りから1コーナーや2コーナーにかけて緩やかな下り坂があり、向正面には約100mにも及ぶ上り坂がある。

3コーナーから4コーナーにかけては平坦になっており、最後の直線距離はAコース使用時で292m。ゴール前には上り坂がある。

七夕賞のコースは、前半の流れが速くなる傾向が強く、淀みのない流れで長く脚を使い続ける能力が要求される。七夕賞のコースは、スピードを持続する能力に優れた競走馬が好走するという特徴を持つ。

【2020年 第56回七夕賞】過去10レースの優勝馬

続いては七夕賞の過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第46回 2010年7月11日 2000m ドモナラズ 牡5 11 2:00.4
第47回 2011年7月10日 2000m イタリアンレッド 牝5 7 2:00.5
第48回 2012年7月8日 2000m アスカクリチャン 牡5 14 2:01.1
第49回 2013年7月7日 2000m マイネルラクリマ 牡5 1 1:58.9
第50回 2014年7月13日 2000m メイショウナルト セ6 5 1:58.7
第51回 2015年7月12日 2000m グランデッツァ 牡6 2 1:58.2
第52回 2016年7月10日 2000m アルバートドック 牡4 3 1:58.4
第53回 2017年7月9日 2000m ゼーヴィント 牡4 1 1:58.2
第54回 2018年7月8日 2000m メドウラーク 牡7 11 2:00.8
第55回 2019年7月7日 2000m ミッキースワロー 牡5 3 1:59.6

【2020年 第56回七夕賞】レース傾向

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