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【2020年 第25回秋華賞】特徴まとめ

秋華賞 特徴

秋華賞(しゅうかしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝2,000mを舞台に開催している中央競馬の重賞競走。競走名の「秋華」とは、中国の詩人である杜甫や張衡が文字通り「あきのはな」として詩の中で用いていた言葉。「秋」には大きな実り、「華」には名誉・盛り・容姿が美しいという意味が込められている。正賞は京都市長賞と日本馬主協会連合会会長賞。

秋華賞は、1996年に4歳(現3歳)の牝馬限定のGI競走として設立された。創設以来、京都競馬場の芝2,000m(内回り)で施行されている。従来、桜花賞やオークスに次ぐ牝馬三冠レースとしてエリザベス女王杯が儲けられていたが、1996年にエリザベス女王杯が古馬(現3歳)以上の競走馬による競走となったことから、新たな4歳(現3歳)牝馬限定のGI競走として独立することとなった。

10月に開催される秋華賞は、翌月に開催されるエリザベス女王杯へ向かう競走馬も多く、牝馬チャンピオン決定戦ともいえるエリザベス女王杯に向けた前哨戦として意味合いも持っている。ちなみに秋華賞とエリザベス女王杯で連勝した競走馬は、2002年の優勝馬ファインモーション、2007年のダイワスカーレット、2013年のメイショウマンボの3頭のみ。

秋華賞は、創設時より外国産馬と地方競馬所属の競走馬の出走が可能となっており、2009年からは外国調教馬の出走も可能な国際競争となった。その反面、未出走馬・未勝利馬は出走できない。

【2020年 第25回秋華賞】コースの特徴

2020年 第25回秋華賞 コース特徴

秋華賞のコースの特徴を見てみよう。スタートから1コーナーまでの距離が約300mであり、スタンド側にスタート地点があるJRAの芝2,000mのコース(新潟競馬場の芝外回りと東京競馬場を除く)の中では、最も短い距離となる。

秋華賞のコースの特徴として、レース前半はほぼ平坦となっているが、向上面半ばから3コーナーの入り口にかけて上り坂が存在する。上ってすぐに下る外回りの3コーナーとは異なり、その先(残り889m~760m)は平坦であるが、残り760m付近から620m付近まで急な下り坂があり、3コーナーの終わりから4コーナー、最後の直線はほぼ平坦と言うコースになっている。

秋華賞のコースは、レース前半のポジション取りと立ち回りが重要なコースで、道中で遅れずに追走するためのスピードも必要となる。

【2020年 第25回秋華賞】過去10年の優勝馬

続いては秋華賞の過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第15回 2010年10月17日 2000m アパパネ 牝4 4 1:46.4
第16回 2011年10月16日 2000m アヴェンチュラ 牝5 5 1:46.8
第17回 2012年10月14日 2000m ジェンティルドンナ 牝4 10 1:45.5
第18回 2013年10月13日 2000m メイショウマンボ 牝5 4 1:48.8
第19回 2014年10月19日 2000m ショウナンパンドラ 牝4 4 1:45.7
第20回 2015年10月18日 2000m ミッキークイーン 牝5 11 1:46.3
第21回 2016年10月16日 2000m ヴィブロス 牝4 3 1:46.6
第22回 2017年10月15日 2000m ディアドラ 牝4 5 1:48.1
第23回 2018年10月14日 2000m アーモンドアイ 牝3 1 1:58.5
第24回 2019年10月13日 2000m クロノジェネシス 牝3 4 1:59.9

【2020年 第25回秋華賞】レース傾向

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