【2020年 第6回サウジアラビアロイヤルカップ】特徴まとめ
サウジアラビアロイヤルカップは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の芝1,600mを舞台に開催している中央競馬の重賞競走。正賞はリヤド馬事クラブ賞。
サウジアラビアロイヤルカップは、2歳マイル路線のさらなる充実そしてローテーションを整備する観点より2014年に新設された。創設当時は「いちょうステークス」という名称で、初年度は国際グレード制に基づいた格付が行われず、「新設重賞」という格付表記になっていた。
2015年に現行の名称に変更され、格付表記も「重賞」となった。ちなみに、開催回次は「いちょうステークス」から引き継がれず、この年は改めて「第1回」の開催となった。翌2016年にGIIIに新規格付された。
サウジアラビアロイヤルカップの前身にあたる「いちょうステークス」は、1984年から東京競馬場の芝1,600mで3歳(現2歳)オープンの特別競走として開催され、2012年と2013年は距離を1,800mに延長、2014年より距離を再び1,600mと設定し、重賞に格上げされることとなった。
地方競馬所属の競走馬は3頭、外国調教馬は9頭まで出走可能とされている。
【2020年 第6回サウジアラビアロイヤルカップ】特徴まとめコースの特徴
サウジアラビアロイヤルカップのコースの特徴を見てみよう。サウジアラビアロイヤルカップのコースは、2コーナーにあるスタート地点から、3コーナーへとまっすぐ向かっていくレイアウトとなっており、向上面半ばに上り坂があり、そこから3コーナーにかけて下っていくことになる。
サウジアラビアロイヤルカップのコースの特徴として、直線に向かってすぐに約160mの上り坂(高低差2m)があり、その後300mはほぼ平坦となっている。最後の直線距離は525.9m。
サウジアラビアロイヤルカップのコースは、前半が速くなりやすく、坂を上った後にゴール前においてもう一段末脚を伸ばすことが要求されるという特徴を持つ。速い時計の決着となると、スプリンタータイプ・インを回ってくる競走馬が好走しやすくなっており、逆に時計がかかる場合は、末脚がしっかしタイプ・中距離型の競走馬が好走しやすくなっている。
【2020年 第6回サウジアラビアロイヤルカップ】特徴まとめ過去10年の優勝馬
続いてはサウジアラビアロイヤルカップの過去10年の優勝馬を見ていこう。2014年以前の優勝馬は前身にあたる「いちょうステークス」の優勝馬である。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
---|---|---|---|---|---|---|
– | 2010年10月23日 | 1600m | ロビンフット | 牡2 | 3 | 1:36.3 |
– | 2011年10月22日 | 1600m | アーデント | 牡2 | 1 | 1:39.0 |
– | 2012年10月20日 | 1800m | フラムドグロワール | 牡2 | 2 | 1:48.1 |
– | 2013年10月19日 | 1800m | イスラボニータ | 牡2 | 3 | 1:49.6 |
(第1回) | 2014年10月11日 | 1600m | クラリティスカイ | 牡2 | 4 | 1:33.5 |
第1回 | 2015年10月10日 | 1600m | ブレイブスマッシュ | 牡2 | 4 | 1:34.2 |
第2回 | 2016年10月8日 | 1600m | ブレスジャーニー | 牡2 | 3 | 1:34.5 |
第3回 | 2017年10月7日 | 1600m | ダノンプレミアム | 牡2 | 2 | 1:33.0 |
第4回 | 2018年10月6日 | 1600m | グランアレグリア | 牝2 | 1 | 1:34.0 |
第5回 | 2019年10月5日 | 1600m | サリオス | 牡2 | 1 | R1:32.7 |
【2020年 第6回サウジアラビアロイヤルカップ】特徴まとめレース傾向
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