【2020年 第14回オーシャンステークス】特徴まとめ
オーシャンステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝1,200mを舞台に開催している重賞競走。競走名の「オーシャン(Ocean)」は、「大洋」「大海」「海洋」という意味を持つ英単語。
正賞は夕刊フジ賞で、夕刊フジは産業経済新聞社が発行している夕刊紙で、同社より寄贈賞の提供を受けている。競馬番組表では「夕刊フジ賞 オーシャンステークス(ゆうかんフジしょう オーシャンステークス)」と表記されている。
オーシャンステークスは、中山競馬場を舞台とした4歳(現3歳)以上の競走馬によるオープン特別(芝1,800m)として創設され、翌年に施行距離が6月中旬から現行の3月初頭に移され、出走資格が混合・指定の5歳(現4歳)以上、負担重量がハンデキャップ、施行距離が芝1,200mに変更された。
1999年に準オープン(1600万下条件)へ降格させられたが、翌年には再びオープン特別競走となり、負担重量が別定戦に変更された。
2006年に中央競馬の短距離重賞路線が再整備されたことを受け、国際競争に変更された上に、高松宮記念の前哨戦として位置づけられた。
1990年より外国産馬、2000年より地方競馬所属の競走馬、2005年より外国調教馬(4頭まで)の出走が可能となった。
【2019年 第14回オーシャンステークス】コースの特徴
オーシャンステークスのコースの特徴を見てみよう。オーシャンステークスのコースは2コーナー(外回りコース)の下り坂からのスタートとなる。
オーシャンステークスのコースの特徴として、3コーナーまでの距離が約300mと短いものの、コーナーは比較的回りやすく、3コーナー半ばまで下り坂が続くことから、前半のペースが速くなることが多いという点が挙げられる。
4コーナーを回ってからの直線の距離は310mで、直線の半ばには急勾配(高低差2.2m)の上り坂が待ち受けている。
2014年の路盤改修後、3コーナーからスピードが乗りやすくなり、以前よりは上がりも出やすくなった。タフな馬場になりやすい春の開催では馬力と末、スピード勝負になりやすい秋の開催ではインで立ち回る器用さを要求されるのもオーシャンステークスのコースの特徴である。
【2019年 第14回オーシャンステークス】過去10レースの優勝馬
続いてオーシャンステークスの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第5回 | 2010年3月6日 | 1200m | キンシャサノキセキ | 牡7 | 2 | 1:09.8 |
第6回 | 2011年3月5日 | 1200m | ダッシャーゴーゴー | 牡4 | 3 | 1:07.8 |
第7回 | 2012年3月3日 | 1200m | ワンカラット | 牝6 | 9 | 1:09.2 |
第8回 | 2013年3月2日 | 1200m | サクラゴスペル | 牡5 | 2 | 1:08.5 |
第9回 | 2014年3月8日 | 1200m | スマートオリオン | 牡4 | 3 | 1:08.9 |
第10回 | 2015年3月7日 | 1200m | サクラゴスペル | 牡7 | 7 | 1:08.8 |
第11回 | 2016年3月5日 | 1200m | エイシンブルズアイ | 牡5 | 5 | 1:07.5 |
第12回 | 2017年3月4日 | 1200m | メラグラーナ | 牝5 | 1 | 1:08.3 |
第13回 | 2018年3月3日 | 1200m | キングハート | 牡5 | 10 | 1:08.3 |
第14回 | 2019年3月2日 | 1200m | モズスーパーフレア | 牝4 | 1 | 1:07.1 |
【2019年 第14回オーシャンステークス】レース傾向
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