【2020年 第51回マイラーズカップ】特徴まとめ
マイラーズカップ(Milers Cup)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝1,600mを舞台に開催している重賞競走。正賞はサンケイスポーツ。寄贈賞の提供は産業経済新聞社が行っており、「サンケイスポーツ」は同社が発行するスポーツ紙である。
競馬番組表では、「サンケイスポーツ賞 フローラステークス(オークストライアル)」と表記されている。競走名の「フローラ(Flora)」とは、ローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神の名前、または特定の地域や時代に生息する各種植物の全種類の意。
フローラステークスは、1966年に「サンケイスポーツ賞 4歳牝馬特別(オークストライアル)」の名称で、4歳(現3歳)の牝馬限定の重賞競走として創設された。その後2001年に現行の「フローラステークス」に改称された。
創設当時から芝1,800mで施行されていたが、1987年にトライアルレースとしての位置づけを明確にするべく2,000mに延長された。これにより、中・長距離の適性が問われることとなり、優駿牝馬(オークス)との関連性がより一層深まった。
1995年より地方競馬所属の競走馬、2003年より外国産馬、2010年より外国調教馬も出走可能となった。
【2020年 第51回マイラーズカップ】コースの特徴
マイラーズカップのコースの特徴を見ていこう。マイラーズカップのコースは、ホームストレッチの半ばからスタートするというレイアウトになっていて、スタートしてから1コーナーまでの距離は約300mもある。
決勝戦を過ぎてから1コーナーから2コーナーにかけて緩やかな下り、向正面(残り1,000m付近)に約100mの上り坂、3コーナーから4コーナーまでは平坦という特徴がある。また、4コーナー半ばから直線の入り口にかけて緩やかな下り坂になっていて、ゴール前に上り坂が待ち構えている。直線距離はBコース使用時で297.5m。
マイラーズカップのコースは、スピードの持続性に加え、インを器用に立ち回る能力を兼ね備えた競走馬が好走しやすいという特徴がある。
【2020年 第51回マイラーズカップ】過去10レースの優勝馬
続いてマイラーズカップの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第41回 | 2010年4月17日 | 1600m | リーチザクラウン | 牡4 | 3 | 1:32.9 |
第42回 | 2011年4月17日 | 1600m | シルポート | 牡6 | 7 | 1:32.3 |
第43回 | 2012年4月22日 | 1600m | シルポート | 牡7 | 3 | 1:33.2 |
第44回 | 2013年4月21日 | 1600m | グランプリボス | 牡5 | 5 | 1:32.6 |
第45回 | 2014年4月27日 | 1600m | ワールドエース | 牡5 | 3 | 1:31.4 |
第46回 | 2015年4月26日 | 1600m | レッドアリオン | 牡5 | 8 | 1:32.6 |
第47回 | 2016年4月24日 | 1600m | クルーガー | 牡4 | 3 | 1:32.6 |
第48回 | 2017年4月23日 | 1600m | イスラボニータ | 牡6 | 2 | 1:32.2 |
第49回 | 2018年4月22日 | 1600m | サングレーザー | 牡4 | 4 | 1:31.3 |
第50回 | 2019年4月21日 | 1600m | ウィクトーリア | 牝3/td> | 3 | 1:59.5 |
【2020年 第51回マイラーズカップ】レース傾向
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