【2020年 第71回毎日王冠】特徴まとめ
毎日王冠(まいにちおうかん)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の芝1,800mを舞台に開催している中央競馬の重賞競走。正賞は毎日新聞社賞。
毎日王冠は、1950年に4歳(現3歳)以上の競走馬による重賞競走として創設された。創設当初は勝ち抜き制が採用されていたことから、一度優勝した競走馬は以後の同競走にて出走することができなかった。なお、この勝ち抜き制は1955年に廃止された。
1981年のジャパンカップ創設に伴い、天皇賞(秋)の施行時期が1ヵ月繰り上がって以降は前哨戦として位置づけられ、東京競馬場での開催が定着。2014年より毎日王冠の優勝馬に、天皇賞(秋)への優先出走権が付与されることとなった。
距離設定も当初は芝2,500mとされていたが、1959年に芝2,300m、1962年に芝2,000mと変更されたのち、1984年に天皇賞(秋)の距離が2,000mに短縮されたことに伴い、毎日王冠の距離も芝1,800mへと短縮された。
地方競馬所属の競走馬は1995年、外国調教馬は1996年より出走可能となった。
【2020年 第71回毎日王冠】コースの特徴
毎日王冠のコースの特徴を見てみよう。毎日王冠のコースは2コースに向かって斜めにスタートするというレイアウトになっている。2コースまでの距離が短いことから、外目を通らされると不利になるという特徴がある。
毎日王冠のコースの特徴として、向上面半ばに上り坂があり、そこから3コースにmかけて下り坂がある。距離525.9mの直線に向いてすぐに約160mの上り坂(高低差2m)がある、その後の300mはほぼ平坦となっている。
前半はゆったりと流れることから、上がり勝負となりやすい。最初の2コースでうまく流れに乗れる器用さがあり、直線に末脚を温存できるタイプが好走しやすくなっている。芝1,800mはJHRAのGIレースが行われない距離であり、独特の適性が要求されることから、器用に立ち回れる“1,800m巧者”が実績馬を任す傾向にある。
【2020年 第71回毎日王冠】過去10年の優勝馬
続いては毎日王冠の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第61回 | 2010年10月10日 | 1800m | アリゼオ | 牡3 | 6 | 1:46.4 |
第62回 | 2011年10月9日 | 1800m | ダークシャドウ | 牡4 | 1 | 1:46.7 |
第63回 | 2012年10月7日 | 1800m | カレンブラックヒル | 牡3 | 1 | 1:45.0 |
第64回 | 2013年10月6日 | 1800m | エイシンフラッシュ | 牡6 | 4 | 1:46.7 |
第65回 | 2014年10月12日 | 1800m | エアソミュール | 牡5 | 8 | 1:45.2 |
第66回 | 2015年10月11日 | 1800m | エイシンヒカリ | 牡4 | 1 | 1:45.6 |
第67回 | 2016年10月9日 | 1800m | ルージュバック | 牡4 | 1 | 1:46.6 |
第68回 | 2017年10月8日 | 1800m | リアルスティール | 牡5 | 3 | 1:45.6 |
第69回 | 2018年10月7日 | 1800m | アエロリット | 牝4 | 1 | 1:44.5 |
第70回 | 2019年10月6日 | 1800m | ダノンキングリー | 牡3 | 4 | 1:44.4 |
【2020年 第71回毎日王冠】レース傾向
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