【2020年 第68回京都新聞杯】特徴まとめ
京都新聞杯(きょうとしんぶんはい)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝2,200mを舞台に開催している中央競馬の重賞競走。正賞は京都新聞杯で、寄贈賞を提供する京都新聞社は、京都府京都市に本社を置く新聞社である。
京都新聞杯は、1953年に菊花賞の前哨として「京都盃(きょうとはい)」という名称で創設された。出走馬は4歳(現3歳)馬。1971年に現行の「京都新聞杯」に改称された。
創設当時は、10月の京都競馬場の芝2,400mで施行され、1967年から1999年までは菊花賞トライアルに指定されていた。距離と施行場、そして競争条件は幾度か変更され、1984年にグレード制導入によってGIIに格付けされた上に芝2,200での施行となったが、2000年に菊花賞の施行時期が10月に繰り上げられたのを機に、菊花賞トライアルの指定から外された。さらに、施行時期が5月に移設されたうえに、距離が芝2,000mに短縮され、その後2002年に芝2,200mに戻された。
1995年より地方競馬所属の競走馬、2000年より外国産馬、2009年より外国調教馬の出走が可能となった。
【2020年 第68回京都新聞杯】コースの特徴
京都新聞杯のコースの特徴を見ていこう。京都新聞杯のコースはスタート地点から1コーナーまでの距離が約400mもあり、1コーナーまでに円滑にポジションが決まることが多く、決まった隊列のまま淡々と流れやすいという特徴がある。
3コーナーの下り坂付近からペースが上がり、直線は平坦となっている。一瞬の脚を要求されるレースよりも、後半にて長く脚を使い続けることが要求されるレースになりやすいという特徴を持っている。
京都競馬場の芝は移動柵がA~Dコースまで取れることから、良好なコンディションが保たれやすく、終始インコースの良い状態が続きやすい。クラシックレースやジャパンカップとは異なる距離とコースで、独特の適性が問われる舞台であり、この距離を得意とする【2,200m巧者】が実績を持つ競走馬を負かすというのも、京都新聞杯のコースの特徴である。
【2020年 第68回京都新聞杯】過去10レースの優勝馬
続いては京都新聞杯の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第58回 | 2010年5月8日 | 2200m | ゲシュタルト | 牡3 | 3 | 2:12.8 |
第59回 | 2011年5月7日 | 2200m | クレスコグランド | 牡3 | 3 | 2:13.5 |
第60回 | 2012年5月5日 | 2200m | トーセンホマレボシ | 牡3 | 5 | 2:10.0 |
第61回 | 2013年5月4日 | 2200m | キズナ | 牡3 | 1 | 2:12.3 |
第62回 | 2014年5月10日 | 2200m | ハギノハイブリッド | 牡3 | 3 | 2:11.0 |
第63回 | 2015年5月9日 | 2200m | サトノラーゼン | 牡3 | 2 | 2:11.3 |
第64回 | 2016年5月7日 | 2200m | スマートオーディン | 牡3 | 1 | 2:12.6 |
第65回 | 2017年5月6日 | 2200m | プラチナムバレット | 牡3 | 2 | 2:15.2 |
第66回 | 2018年5月5日 | 2200m | ステイフーリッシュ | 牡3 | 7 | 2:11.0 |
第67回 | 2019年5月4日 | 2200m | レッドジェニアル | 牡3 | 11 | 2:11.9 |
【2020年 第68回京都新聞杯】レース傾向
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