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【2020年 第58回 京都金杯(GIII)】特徴まとめ

京都金杯 特徴まとめ

京都金杯(きょうときんぱい)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝1,600mで開催している中央競馬の重賞競走。競走格付は「GIII」で、正賞は日刊スポーツ新聞社賞。

競馬番組表では、「スポーツニッポン賞 京都金杯(スポーツニッポンしょう きょうときんぱい)」と表記している。

京都金杯は、1963年に5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞競走として創設された「迎春賞」(げいしゅんしょう)を前身としている。

1966年に「金盃」、1970年に「金杯」と名称が改められ、1996年に東西で開催される金杯を区別するため、「金杯」から現行の「京都金杯」に改称。現在京都金杯は、中山金杯と並んで、中央競馬の新年の開幕を飾る名物競走とされていて、多くの競馬ファンに親しまれている。

負担重量は1966年から1980年までは別定とされていたが、1981年よりハンデキャップに戻された。また、創設以来施行距離は芝2,000mとされていたが、2000年に現行の芝1,600mに短縮され、短距離路線を目標とする競走馬にとって一年の活躍を占う一戦とされるようになった。

1993年より外国産馬、2006年より外国調教馬、2020年より地方競馬所属の競走馬の出走が可能となった。

【2020年 第69回 中山金杯(GIII)】コースの特徴

2020年 第69回 中山金杯(GIII) コース特徴

京都金杯のコースの特徴を見ていこう。京都金杯のコースは2コーナーの引き込み線にあるスタート地点から、3コーナーまでの距離が長いという特徴がある。

向正面半ばから3コーナーにかけて上り坂、3コーナーから4コーナー半ばにかけて下り坂があり、下った後の400mもの直線(Aコース使用時403.7m)は平坦となる。この直線では馬群がばらけて、内側が空くケースが多く見られる。

京都競馬場の芝は移動柵がA~Dコースまで取れるという点から、終始インコースの良い状態が続くという特徴がある。京都金杯のコースは、基本的に時計勝負になるという傾向があり、スピードの持続性に加え、インを器用に立ちまわされる能力が要求されるコースとなっている。

【2020年 第69回 中山金杯(GIII)】過去10年の優勝馬

続いては京都金杯の過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第48回 2010年1月5日 1600m ライブコンサート 騸6 1 1:34.1
第49回 2011年1月5日 1600m シルポート 牡6 1 1:33.4
第50回 2012年1月5日 1600m マイネルラクリマ 牡4 2 1:32.9
第51回 2013年1月5日 1600m ダノンシャーク 牡5 2 1:33.5
第52回 2014年1月5日 1600m エキストラエンド 牡5 5 1:32.5
第53回 2015年1月4日 1600m ウインフルブルーム 牡4 4 1:32.8
第54回 2016年1月5日 1600m ウインプリメーラ 牡6 3 1:33.0
第55回 2017年1月5日 1600m エアスピネル 牡4 1 1:32.8
第56回 2018年1月6日 2000m ブラックムーン 牡6 1 1:34.3
第57回 2019年1月5日 1600m パクスアメリカーナ 牡4 1 1:34.9

【2020年 第69回 中山金杯(GIII)】レース傾向

京都金杯のレース傾向を紐解いていこう。京都金杯は、芝1,600mで開催されるようになった2000年以降、優勝馬延べ19頭のうち17頭が関西所属の競走馬であるなどの特徴的な傾向が見られる重賞競走となっている。

2019年に発表されたデータを見てみると、過去10年の開催において単勝2番人気馬の成績がいまひとつという傾向にある。一応、単勝2番人気の競走馬は2着に1回、3着に2回入っているが、優勝例については1985年のメジロトーマスを最後に一度もない。

また、内枠が優勢という傾向にもあり、過去10年の開催における優勝馬のうち9頭は4枠より内の枠の競走馬が好走していた。2着、3着も同じように内寄りの枠の競走馬が多く入っていた。

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