【2020年 第56回金鯱賞】特徴まとめ
金鯱賞[1]は、日本中央競馬会(JRA)が中京競馬場の芝2,000mで開催している中央競馬の重賞競走。
競走名は、名古屋城のシンボルとされている「金の鯱」に由来している。
金鯱賞は、1965年に別定重量の重賞競走として創設された。創設当時は「中日杯(ちゅうにちはい)」の名称で、翌1966年に現名称に変更された。
創設当時は中京競馬場に芝コースがなかったことから砂コースの1,800mで開催され、創設当初は中京競馬場の砂1,800mを舞台としていた。
1970年に施行コースが芝のコースに変更。負担重量について1966年から1995年までハンデキャップとされていた。翌年より再び別定重量となり、施行距離も2,000mに延長された。
施行時期は、2012年から2016年までは11月末~12月とされていて、有馬記念(GI)への前哨戦とされていたが、2017年に開催時期を3月に移設。これに伴い、金鯱賞の優勝馬に対して同年よりGI競走となった大阪杯への優先出走権が付与されるようになった。
1996年より外国産馬、2000年より国際競走に指定されたことを受けて外国調教馬、2012年より地方競馬所属の競走馬が出走可能となった。
【2020年 第56回金鯱賞】コースの特徴
金鯱賞のコースの特徴を見てみよう。金鯱賞のコースは、ホームストレッチにある上り坂の途中からのスタートとなり、コースを1周するレイアウトとなっている。
スタート後も1コーナーから2コーナーと向正面半ばにかけて緩やかな登り勾配が続いており、前半1,000mはほぼ上り坂を走る形となるのが中日新聞杯のコースの特徴。その後、3コーナー手前から4コーナー過ぎまで下り坂となっており、最古の直線にて再び急な上り坂となる。
スタートからゴールまでの間でほとんど平坦な部分がないタフなコースとなっており、このタフな馬場を乗り切り、最後の直線距離412.5mにおいても末脚を伸ばせるだけの体力が要求される。
【2020年 第56回金鯱賞】過去10年の優勝馬
続いては金鯱賞の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第46回 | 2010年5月29日 | 2000m | アーネストリー | 牡5 | 1 | 1:59.5 |
第47回 | 2011年5月28日 | 2000m | ルーラーシップ | 牡4 | 1 | 2:02.4 |
第48回 | 2012年12月1日 | 2000m | オーシャンブルー | 牡4 | 6 | R2:00.4 |
第49回 | 2013年11月30日 | 2000m | カレンミロティック | セ5 | 3 | 1:59.6 |
第50回 | 2014年12月6日 | 2000m | ラストインパクト | 牡4 | 1 | R1:58.8 |
第51回 | 2015年12月5日 | 2000m | ミトラ | セ7 | 5 | 1:58.8 |
第52回 | 2016年12月3日 | 2000m | ヤマカツエース | 牡4 | 4 | 1:59.7 |
第53回 | 2017年3月11日 | 2000m | ヤマカツエース | 牡5 | 1 | 1:59.2 |
第54回 | 2018年3月11日 | 2000m | スワーヴリチャード | 牡4 | 1 | 2:01.6 |
第55回 | 2019年3月10日 | 2000m | ダノンプレミアム | 牡4 | 2 | 2:00.1 |
【2020年 第56回金鯱賞】レース傾向
現在調査中
[脚注1] 1970年のみ「博多ステークス」、1974年から1997年までは「東海テレビ杯 金鯱賞」という名称だった。