【2020年 第65回京阪杯】特徴まとめ
京阪杯(けいはんはい)は、日本中央競馬会(JRA)が主催の中央競馬の重賞競走。正賞は、京阪ホールディングス株式会社賞。
本来は京都競馬場の芝1,200mで開催しているが、今年は阪神競馬場の芝1,200mで開催される。
寄贈賞を提供している京阪電気鉄道は、大阪府大阪市に本社を置く鉄道会社である。
京阪杯は、1956年に4歳(現3歳)以上の競走馬による重賞競走として「京都特別(きょうととくべつ)」の名称で創設された。創設時は芝2,200m(外回り)のハンデキャップ競走で秋季に開催されていた。
1960年より京阪電気鉄道が賞を寄贈するようになり、「京阪盃」が副名称となり、翌1961年に名称が現行の「京阪杯」となった。
その後、開催時期・負担重量・距離などが幾度か変更され、2005年まで中京理の重賞として開催していたが、2006年の短距離重賞路線の整備に伴い、スプリント重賞として生まれ変わった。同時に別定重量の芝1,200mで定着。
1989年から外国産馬、1998年から地方競馬所属の競走馬が出走可能となり、2005年に国際競走に指定されたことを受けて外国調教馬も出走可能となった。
2016年の開催より本馬場入場局が向谷実氏が作曲した「A Promising Moment」に変更された。
なお、京阪杯は1年において京都競馬場で開催される最後のレースである。
【2020年 第65回京阪杯】コースの特徴
京阪杯のコースの特徴を見ていこう。京阪杯のコースは、スタートしてから最初のコーナー(3コーナー)までが約250mとなっている。3コーナー半ばから4コーナー、直線の半ばにかけて緩やかな下り坂があり、ゴール前に急な上り坂が待ち受けるという特徴を持つ。
また、京阪杯のコースは、直線距離が356.5m(Aコース使用時)で、3コーナーまでの距離が短いことから、スタート後のポジション争いはごちゃつくことが多いということも特徴として挙げられる。
先行馬にはテンからコーナーまでの短距離で前の良いポジションを取るダッシュ力、差し馬にはインを回る器用さと先行馬を抜き去る瞬発力と直線でのスピードが要求されることとなる。
【2019年 第64回京阪杯】過去10年の優勝馬
続いては京阪杯の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第54回 | 2009年11月28日 | 1200m | プレミアムボックス | 牡6 | 7 | 1:07.6 |
第55回 | 2010年11月27日 | 1200m | スプリングソング | 牡5 | 2 | 1:08.0 |
第56回 | 2011年11月26日 | 1200m | ロードカナロア | 牡3 | 1 | 1:08.1 |
第57回 | 2012年11月24日 | 1200m | ハクサンムーン | 牡3 | 10 | 1:08.5 |
第58回 | 2013年11月23日 | 1200m | アースソニック | 牡4 | 7 | 1:07.5 |
第59回 | 2014年11月30日 | 1200m | アンバルブライベン | 牝5 | 5 | 1:08.3 |
第60回 | 2015年11月29日 | 1200m | サトノルパン | 牡4 | 4 | 1:07.4 |
第61回 | 2016年11月27日 | 1200m | ネロ | 牡5 | 2 | 1:10.3 |
第62回 | 2017年11月26日 | 1200m | ネロ | 牡6 | 9 | 1:08.8 |
第63回 | 2018年11月25日 | 1200m | ダノンスマッシュ | 牡3 | 1 | 1:08.0 |
【2019年 第64回京阪杯】レース傾向
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