【2020年 第27回函館スプリントステークス】特徴まとめ
函館スプリントステークスは、日本中央競馬会(JRA)主催の重賞競走。本来は函館競馬場の芝1,200mを舞台に開催しているが、今年は東京オリンピックの開催に伴う日程の調整により札幌競馬場の芝1,200mで行われる。
函館スプリントステークスは、夏季競馬の短距離重賞の充実を図る目的で、1994年に「札幌スプリントステークス(さっぽろスプリントステークス)」の名称で4歳(現3歳)以上の競走馬による重賞競走として創設された。
1997年に札幌開催と函館開催の開催順が入れ替わったことにより、施行場が札幌競馬場から函館競馬場に移され、名称も現名称に変更された。2006年にサマースプリントシリーズの第1戦に指定されて現在に至る。
創設以来外国産馬の出走が可能であるほか、1996年より地方競馬所属の競走馬、2009年より外国調教馬の出走も可能となった。
【2020年 第27回函館スプリントステークス】コースの特徴
函館スプリントステークスのコースの特徴を見ていこう。函館スプリントステークスのコースは2コーナー奥のポケットからのスタートとなり、3コーナーまでの距離が約400mとなっている。
スタートからゴールまでがほぼ平坦になっていて、コーナーはカーブがきつくなく回りやすいという特徴を持っている。
函館スプリントステークスのコースの直線距離は269.1m(Cコース使用時)で函館競馬場に次いで短いが、コース構造により枠の有利不利に一定の傾向がなく、展開と馬場次第で傾向が変わるという特徴的なコースになっている。
函館スプリントステークスのコースは、良馬場であればダッシュ力とスピードを持続する能力、タフな馬場であれば3~4コーナーからラストまでスピードを伸ばす能力が競走馬に要求されることとなる。
【2020年 第27回函館スプリントステークス】過去10レースの優勝馬
続いては函館スプリントステークスの過去10年の優勝馬を見ていこう。
(※第16回は札幌競馬場の芝1,200mでの開催)
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第17回 | 2010年7月4日 | 1200m | ワンカラット | 牝4 | 2 | 1:08.2 |
第18回 | 2011年7月3日 | 1200m | カレンチャン | 牝4 | 1 | 1:08.0 |
第19回 | 2012年6月17日 | 1200m | ドリームバレンチノ | 牡5 | 2 | 1:09.4 |
第20回 | 2013年6月16日 | 1200m | パドトロワ | 牡6 | 6 | 1:08.5 |
第21回 | 2014年6月22日 | 1200m | ガルボ | 牡7 | 8 | 1:08.5 |
第22回 | 2015年6月21日 | 1200m | ティーハーフ | 牡5 | 4 | 1:08.3 |
第23回 | 2016年6月19日 | 1200m | ソルヴェイグ | 牝3 | 12 | 1:07.8 |
第24回 | 2017年6月18日 | 1200m | ジューヌエコール | 牝3 | 3 | 1:06.8 |
第25回 | 2018年6月17日 | 1200m | セイウンコウセイ | 牡5 | 3 | 1:07.6 |
第26回 | 2019年6月16日 | 1200m | カイザーメランジェ | 牡4 | 5 | 1:08.4 |
【2020年 第27回函館スプリントステークス】レース傾向
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