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【2020年 第45回エリザベス女王杯】特徴まとめ

エリザベス女王杯 特徴

エリザベス女王杯(エリザベスじょおうはい)は、日本中央競馬会(JRA)が主催の重賞競走。正賞はエリザベス女王杯、京都府知事賞、日本馬主協会連合会会長賞。

本来なら京都競馬場の芝2,200mで開催しているが、今年は阪神競馬場の芝2,200mで開催される。

エリザベス女王杯は、1970年から1975年にかけて京都競馬場の芝2,400mで開催していた4歳(現3歳)牝馬限定の重賞競走「ビクトリアカップ」前身としており、中央競馬における4歳牝馬三冠競走の最終戦とされていた。

1975年にエリザベス2世が来日。これを記念して翌1976年に「エリザベス女王杯」が創設された。距離や競走条件はビクトリアカップを踏襲しているものの、回次は新たに第1回とされた。創設から1995年までは京都競馬場の芝2,400mにて4歳牝馬限定競走として開催していた。

1996年に牝馬競走体系が見直され、エリザベス女王杯の競争条件が「4歳牝馬」から「4歳以上牝馬」に変更され、距離も芝2,200mに短縮された、また同年よりエリザベス女王杯に代わる4歳牝馬三冠の最終戦として「秋華賞」が新設。これにより、エリザベス女王杯は牝馬三冠路線を歩んできた4歳牝馬と古馬牝馬の実績馬が集い、女王を争うレースへと発展した。

2008年にジャパン・オータムインターナショナルに指定され、2012年に英国王室と縁の深い関係を持つレースという観点から、一般的にイギリス連邦以外では許可されないエリザベス女王即位60年記念「ダイヤモンドジュビリー」を日本で開催することについて特別に許可が下りた。これによりこの年は「エリザベス女王即位60年記念」の副題が付けられた。

またエリザベス女王の欧文表記も、バッキンガム宮殿から特別の許可が下りたことから、従来の「Queen Elizabeth Ⅱ Commemorative Cup」から2013年より「Queen Elizabeth Ⅱ Cup」に変更された。

1995年から指定交流競走として開催され、所定の成績を挙げた地方競馬所属の競走馬の出走が認められるようになり、1999年に国際競走に指定されて外国調教馬も出走が可能となった。

【2020年 第45回エリザベス女王杯】コースの特徴

2020年 第45回エリザベス女王杯 コース特徴

エリザベス女王杯のコースの特徴を見ていこう。エリザベス女王杯のコースは、ホームストレッチのポケットからのスタートで、そこから約550m先にある1コーナーに向かっていくレイアウトになっている。

直線半ばで1回目の急な坂を上ると、1コーナーから2コーナー、そしてバックストレッチまではほぼ平坦になっていて、3コーナーの途中から4コーナーおよび直線の半ばまで緩やかな下り坂となっている。直線距離はBコース使用時で359.1m。ゴール前には2回目の急な上り坂が待ち受けている。

エリザベス女王杯のコースは、終始息が入りづらいうえに、脚をためにくいコース構造になっており、ジャパンカップやクラシックレースとは異なる距離でタフな馬場となることが多く、馬力を競うレースとなりやすいという特徴がある。独特の能力がここで開花し、エリザベス女王杯で初のGIタイトルを獲得する例が多いことも特徴に挙げられる。

【2020年 第45回エリザベス女王杯】過去10年の優勝馬

続いてはエリザベス女王杯の過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第35回 2010年11月14日 2200m スノーフェアリー 牝3 4 2:12.5
第36回 2011年11月13日 2200m スノーフェアリー 牝4 1 2:11.6
第37回 2012年11月11日 2200m レインボーダリア 牝5 7 2:16.3
第38回 2013年11月10日 2200m メイショウマンボ 牝3 2 2:16.6
第39回 2014年11月16日 2200m ラキシス 牝4 3 2:12.3
第40回 2015年11月15日 2200m マリアライト 牝4 6 2:14.9
第41回 2016年11月13日 2200m クイーンズリング 牝4 3 2:12.9
第42回 2017年11月12日 2200m モズカッチャン 牝3 5 2:14.3
第43回 2018年11月11日 2200m リスグラシュー 牝4 3 2:13.1
第44回 2019年11月10日 2200m ラッキーライラック 牝4 3 2:14.1

【2020年 第45回エリザベス女王杯】レース傾向

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