【2020年 第52回ダービー卿チャレンジトロフィー】特徴まとめ
ダービー卿チャレンジトロフィー(ダービーきょうチャレンジトロフィー)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝1,600mを舞台に開催している重賞競走。正賞はダービー卿チャレンジトロフィー。
ダービー卿チャレンジトロフィーは、1969年にイギリスよりレスター・ピゴット騎手(当時)を含む3名の騎手を承知して東京競馬場と京都競馬場で「英国騎手承知競走」が4競走施行された際に、その一つに第18代ダービー卿エドワード・ジョン・スタンリー伯爵よりトロフィーの寄贈を受けたことを記念して創設された。なお、この時のみ回次が降られず、「第2回英国騎手招致」の副称が付けられた。
創設当時は11月の東京競馬場の芝1,800mで施行されていたが、1981年に施行場が中山競馬場、1984年に施行距離が芝1,600mに変更された。1990年に施行時期が春の中山開催(3月~4月)に繰り上げられた。この時に芝1,200mに短縮されたが、1996年に再び芝1,600mになった。
創設当時の負担重量は別定となっていたが、2002年にハンデキャップに変更された。
1995年のみ地方競馬所属の競走馬が出走可能となっていた。外国産馬は1971年から1983年までと1990年以降、外国調教馬は2006年より出走が可能となった。
【2020年 第52回ダービー卿チャレンジトロフィー】コースの特徴
ダービー卿チャレンジトロフィーのコースの特徴を見ていこう。ダービー卿チャレンジトロフィーのコースは1コーナー奥からスタートし、外回りの2コースに向かっていくレイアウトになっている。2コーナーまでの距離が短く、先行争いが激しくなるという特徴がある。
外回りに入ってからは、4コーナーまで終始下り坂となっており、ペースが落ちづらいくなっている。直線距離は310mで、直線の半ばには急勾配の上り坂がある。ダービー卿チャレンジトロフィーのコースは、JRAの芝1,600mのコースの中では、中京競馬場と共にコーナーが3回(新潟競馬場・東京競馬場・京都競馬場・阪神競馬場は2回)で、直線も短いという独特な特徴も持っている。
路盤改修によって従来より速い上がりが出るようになったものの、コース形態上は上がりがかかりやすい構造。外から一瞬の脚でさせる競走馬が好走しやすくなっている。
【2020年 第52回ダービー卿チャレンジトロフィー】過去10レースの優勝馬
続いてダービー卿チャレンジトロフィーの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第42回 | 2010年4月4日 | 1600m | ショウワモダン | 牡6 | 7 | 1:34.3 |
第43回 | 2011年4月3日 | 1600m | ブリッツェン | 牡5 | 8 | 1:33.3 |
第44回 | 2012年4月1日 | 1600m | ガルボ | 牡5 | 3 | 1:33.5 |
第45回 | 2013年3月31日 | 1600m | トウケイヘイロー | 牡4 | 5 | 1:32.6 |
第46回 | 2014年4月6日 | 1600m | カレンブラックヒル | 牡5 | 4 | 1:34.6 |
第47回 | 2015年4月5日 | 1600m | モーリス | 牡4 | 1 | 1:32.2 |
第48回 | 2016年4月3日 | 1600m | マジックタイム | 牝5 | 5 | 1:32.8 |
第49回 | 2017年4月1日 | 1600m | ロジチャリス | 牡5 | 5 | 1:34.7 |
第50回 | 2018年3月31日 | 1600m | ヒーズインラブ | 牡5 | 4 | 1:32.2 |
第51回 | 2019年3月30日 | 1600m | フィアーノロマーノ | 牡5 | 2 | 1:31.7 |
【2020年 第52回ダービー卿チャレンジトロフィー】レース傾向
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