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【2020年 第57回愛知杯】特徴まとめ

愛知杯 特徴

愛知杯は、日本中央競馬会(JRA)が主催している重賞競走。本来は中京競馬場の芝2,000mを舞台としているが、57回目の今回は東京オリンピックの開催に伴う開催日割の変更により、小倉競馬場の芝2,000mで開催される[1]

正賞は農林水産大臣賞と愛知県知事賞で、競馬番組表では「農林水産省賞典 愛知杯(のうりんすいさんしょうしょうてん あいちはい)」と表記されている。

愛知杯は、1963年に4歳(現3歳)以上の競走馬によるハンデキャップ競走として創設された。当時の名称は「愛知盃[2]で、中京競馬場の砂2,000mを舞台としていた。

1968年、前週の開催にて失格裁定をきっかけとした暴動が発生。これを受け、愛知盃を含む翌週の開催が中止となった。

1970年に中京競馬場の芝コースが完成。これに伴い、施行コースが芝2,000mに変更され、名称も「農林省賞典 愛知杯」に改められた[3]

施行時期は幾度も変更され、2015年の休止の後翌2016年より1月の開催で定着した。

1972年に内国産種牡馬の奨励および保護策の一環として父内国産馬限定競走に指定され、以来2003年までの31年間に渡って父内国産馬限定の重賞競走として開催されてきたが、内国産種牡馬もリーディング上位を争うようになったこと、そして牝馬の出走機会を広げることにより、優れた牝馬を育成することを目的とした牝馬重賞競走体系整備の一環として、翌2004年より牝馬限定戦に変更。同時に外国産馬の出走も可能となった。

なお、地方競馬所属の競走馬は1998年より出走可能となっていたが、2000年から2005年、そして2016年から2019年まで出走できなかった。また、2006年よりの外国調教馬の出走も可能となった。

【2020年 第57回愛知杯】コースの特徴

2020年 第57回愛知杯 コース特徴

愛知杯のコースの特徴を見ていこう。愛知杯のコースは4コースのポケットからスタートして、1コーナーに向っていくというレイアウトになっている。

まず、平坦なホームストレッチを1コーナーまで500メートル弱を走る。ここでスピードに乗ることとなり、前半のペースが速くなりやすくなる。しかしその後に1コーナーから2コーナーにかけて高低差3メートルの上り坂があるタフな構造となっているのが小倉記念のコースの特徴である。

後方からレースを進めてくる馬は、3コーナー手前から4コーナーにかけての下り坂と平坦な直線にて、長く脚を使う必要があるため、最後のコーナーからゴールにかけてはまくりきる体力が競走馬に要求されることとなる。

【2020年 第57回愛知杯】過去10年の優勝馬

続いては愛知杯の過去10年の優勝馬を見ていこう。

※ 2010年と2011年は中京競馬場のコースの全面改造工事に伴い、小倉競馬場で開催された。

※ 2015年は翌年の開催時期変更に伴い中止となった。

回数開催日距離馬名性齢人気タイム
第48回2010年12月19日2000mセラフィックロンプ牝611:59.5
第49回2011年12月18日2000mフミノイマージン牝511:59.4
第50回2012年12月15日2000mエーシンメンフィス牝4112:03.6
第51回2013年12月14日2000mフーラブライド牝462:02.1
第52回2014年12月20日2000mディアデラマドレ牝452:04.4
第53回2016年1月16日2000mバウンスシャッセ牝5101:58.8
第54回2017年1月14日2000mマキシマムドパリ牝512:01.4
第55回2018年1月13日2000mエテルナミノル牝522:00.1
第56回2019年1月26日2000mワンブレスアウェイ牝612:00.0

【2020年 第57回愛知杯】レース傾向

愛知杯では、牝馬限定の重賞競走から出走してきた競走馬が好走する傾向にあり、過去10年の開催でエリザベス女王杯、ターコイズステークス(重賞に昇格された2015年以降)、1600万下(現3歳クラス)、1000万下(現2歳クラス)から出走した競走馬から2頭以上連対馬が出ているが、年明けに移設された2016年以降では、複数連対馬が出ているのは、エリザベス女王杯またはターコイズステークスから出走してきた競走馬のみとなっている。

また、近走の芝の重賞競走における実績もポイントとなっており、前走が5着だった競走馬が3連対率で53.3%、1着だった競走馬が46.2%と、最高着順5着以内の競走馬が好走する傾向にもある。


[脚注1] これ以外に、中京競馬場のコースの全面改造工事が行われた2010年と2011年も小倉競馬場の芝2,000mで開催されている。

[脚注2] 1966年に「農林省賞典 愛知盃」となった。

[脚注3] 1978年に現行の「農林水産省賞典 愛知杯」となった。

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