【2019年 第26回チューリップ賞】特徴まとめ
チューリップ賞(チューリップしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の芝1,600mを舞台に開催している重賞競走。競走名の「チューリップ(tulip)」は、4月から5月ごろに大きな花を一つ咲かせるユリ科の球根植物のこと。
チューリップ賞は、1993年までは「桜花賞指定オープン」という名称で4歳(現3歳)牝馬限定として施行されていた特別競走だったが、1994年に重賞(GIII)に格上げされた。同時にチューリップ賞の3着以内に入った競走馬に当該年の桜花賞の優先出走権が付与されることとなった。翌年より桜花賞トライアルに指定された。
1995年より地方競馬所属の競走馬、2004年より外国産馬、2010年より外国調教馬の出走が可能となった。
【2019年 第26回チューリップ賞】コースの特徴
チューリップ賞のコースの特徴を見ていこう。チューリップ賞のコースは、スタート後に外回りコースに入ってから3コーナー手前までが上り坂となっている。4コーナーから直線に向いてから残り190m付近までが緩やかな下り坂となっている。
直線距離はAコース使用時で473.6mもあり、ゴール前に高低差1.8mの急な上り坂がある。チューリップ賞のコースは、前半に負荷がかかりやすい構造となっており、道中は脚をためて、直線でスピードを発揮する競走馬が基本的に有利となるが、極端にスローなペースとなると逃げ馬が有利となるという特徴がある。
開催前半で芝の状態が良好な場合は、インを回る能力や先行力がキーとなりやすい。
【2019年 第26回チューリップ賞】過去10レースの優勝馬
続いてチューリップ賞の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
---|---|---|---|---|---|---|
第16回 | 2009年3月7日 | 1600m | ブエナビスタ | 牝3 | 1 | 1:36.5 |
第17回 | 2010年3月6日 | 1600m | ショウリュウムーン | 牝3 | 9 | 1:36.1 |
第18回 | 2011年3月5日 | 1600m | レーヴディソール | 牝3 | 1 | 1:34.5 |
第19回 | 2012年3月3日 | 1600m | ハナズゴール | 牝3 | 4 | 1:35.5 |
第20回 | 2013年3月2日 | 1600m | クロフネサプライズ | 牝3 | 3 | 1:34.9 |
第21回 | 2014年3月8日 | 1600m | ハープスター | 牝3 | 1 | 1:34.3 |
第22回 | 2015年3月7日 | 1600m | サクラゴスペル | 牝3 | 5 | 1:37.7 |
第23回 | 2016年3月5日 | 1600m | エイシンブルズアイ | 牝3 | 2 | 1:32.8 |
第24回 | 2017年3月4日 | 1600m | メラグラーナ | 牝3 | 1 | 1:33.2 |
第25回 | 2018年3月3日 | 1600m | キングハート | 牝3 | 1 | 1:33.4 |
【2019年 第26回チューリップ賞】レース傾向
現在調査中