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【2019年 第66回 日経新春杯】特徴まとめ

日経新春杯(にっけいしんしゅんはい)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝2,400mで開催している中央競馬の重賞競走。正賞は日本経済新聞社賞で、寄贈賞を提供する日本経済新聞社は、東京都と大阪府に本社を置く新聞社。

日経新春杯は、1954年に「日本経済新春杯」(にほんけいざいしんしゅんはい)という名称で創設された競走が前身となっており、1979年に現行の「日経新春杯」に改称された。

創設時の負担重量はハンデキャップとされていたが、1981年から1993年の開催では別定で行なわれていた。距離についても創設時は芝2,400mとなっていたが、1987年から1994年の開催では芝2,200mに短縮して行なわれた。

1990年より外国産馬、2006年より国際競走となり外国調教馬も出走可能となった。外国馬の出走枠について、当初は4頭までとされていたが、2007年から2014年までは8頭に拡大され、2015年より9頭までに拡大された。

【2019年 第66回 日経新春杯】コースの特徴

2019年 第66回 日経新春杯 コース特徴

日経新春杯のコースの特徴を見てみよう。日経新春杯のコースは1コーナー奥のポケットからのスタートとなり、1コーナーまで約600mもある。

日経新春杯のコースの特徴として、ホームストレッチを走る距離が長く、前半は速めに流れ、中盤の向上面にてペースが落ち着くことが多い。京都競馬場の外回りの特徴で、3コーナーの下り坂からペースは上がるが、距離が長いことからペースアップは緩やかとなる。また、直線は平坦で上がりが速くなるというのも京都大賞典の特徴である。

京都競馬場の芝は移動柵がA~Dコースまでとれることから、良好なコンディションが保たれやすく、収支インコースのいい状態が続く。京都競馬場のコースではスタミナに加え、インを器用に立ち回れる操縦性と下り坂から加速し直線でトップスピードに乗れる能力が要求されることとなる。

【2019年 第66回 日経新春杯】過去10年の優勝馬

続いては日経新春杯の過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第56回 2009年1月18日 2400m テイエムプリキュア 牝6 11 2:26.6
第57回 2010年1月17日 2400m メイショウベルーガ 牝5 2 2:24.4
第58回 2011年1月16日 2400m ルーラーシップ 牡4 2 2:24.6
第59回 2012年1月15日 2400m トゥザグローリー 牡5 1 2:23.7
第60回 2013年1月13日 2400m カポーティスター 牡4 10 2:25.0
第61回 2014年1月19日 2400m サトノノブレス 牡4 2 2:24.4
第62回 2015年1月18日 2400m アドマイヤデウス 牡4 6 2:24.8
第63回 2016年1月17日 2400m レーヴミストラル 牡4 2 2:25.9
第64回 2017年1月17日 2400m ミッキーロケット 牡4 1 2:25.7
第65回 2018年1月7日 2400m パフォーマプロミス 牡6 1 2:26.3

【2019年 第66回 日経新春杯】レース傾向

日経新春杯のレース傾向を紐解いていこう。日経新春杯はハンデ戦ではあるものの、過去10年で単勝1番人気馬の3着内率が80%と高い数値をマークしている。しかしその一方で、2009年と2015年の開催では1番人気馬と2番人気馬が共に4着以下に破れる波乱となっている。

2018年に発表されたデータを見てみると、過去10年の開催において、若い馬が好走する傾向にあり、4歳馬が勝率18.2%・連対率33.3%・3着内率39.4%と高い数値をマークしている。

また、過去10年の開催において、有馬記念から出走している競走馬が2勝、3歳限定GIの菊花賞または日本ダービーから出走した競走馬が3勝を挙げていることも、この日経新春杯の特徴である。

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