あらゆる競馬サイトを徹底検証!

【2019年 第39回新潟2歳ステークス】特徴まとめ

新潟2歳ステークス(にいがたにさいステークス、英称:Niigata Nisai Stakes)は、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場で開催している中央競馬の重賞競走。新潟競馬場の芝1,600mを舞台に開催されている。

新潟2歳ステークスは、1981年に新潟競馬場の芝1,200mを舞台で3歳(現2歳)馬限定の馬齢重量で争われるオープン競走【新潟3歳ステークス】として創設されたのが起源となる。

1984年にグレード制によってGIIIに格付された。1994年より混合競走に指定され、これにより外国産馬が出走可能となった。1995年からは特別指定交流競走となり、地方競馬所属馬にも門戸が開かれることとなった。

1997年に距離が芝1,400mに変更された。なお、新潟競馬場は1999年まで右回りコースであったが、2001年に左回りの新コースが完成したことから、新潟2歳ステークスはこの年のみ内回りの芝1,400mで開催。また、この年に馬齢表示の国際基準への変更に伴い競走名が【新潟2歳ステークス】に変更された。

2002年より外回りの芝1,600mに変更され、2歳世代で最初に開催されるマイル重賞として東西の若駒がスピードとスタミナを競い合う一戦となった。同時に翌年のクラシック戦線を占う意味合いがより強くなった。

また、新潟2歳ステークスの負担重量は馬齢重量で54kgとされている。

【2019年 第39回新潟2歳ステークス】コースの特徴

2019年 第39回新潟2歳ステークス コース特徴

新潟2歳ステークスのコースの特徴を見ていこう。新潟2歳ステークスのコースは向正面半ばからのスタートとなり、外回りコースの入り口から3コーナーにかけて緩やかな上り坂という特徴を持つ。

また、スタート地点から3コーナーまでが約550mで、3コーナーから4コーナーにかけては緩やかな下り坂となっている。

新潟2歳ステークスのコースの直線距離は658.7mもあり、JRAのコースの中でも最長の長さを誇り、前半は遅いが、上がり(後半)が極端に速くなるというのもまた新潟2歳ステークスのコースの特徴である。

新潟2歳ステークスのコースは、2歳馬にとってはタフなコースとなっており、長い直線まで脚を温存できる能力が肝となる。一方、古馬混合(3歳以上)のレースでは、直線においてスピードを持続する能力が要求される。

【2019年 第39回新潟2歳ステークス】過去10年の優勝馬

続いては新潟2歳ステークスの過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第29回 2009年9月6日 1600m シンメイフジ 牝2 1 1:34.4
第30回 2010年9月5日 1600m マイネイサベル 牝2 9 1:34.5
第31回 2011年9月4日 1600m モンストール 牡2 4 1:33.8
第32回 2012年8月26日 1600m ザラストロ 牡2 3 R 1:33.5
第33回 2013年8月25日 1600m ハープスター 牝2 1 1:34.5
第34回 2014年8月31日 1600m ミュゼスルタン 牡2 3 R 1:33.4
第35回 2015年8月30日 1600m ロードクエスト 牡2 1 1:33.8
第36回 2016年8月28日 1600m ヴゼットジョリー 牝2 3 1:34.3
第37回 2017年8月27日 1600m フロンティア 牡2 3 1:34.6
第38回 2018年8月26日 1600m ケイデンスコール 牡2 1 1:35.5

【2019年 第39回新潟2歳ステークス】レース傾向

新潟2歳ステークスのレース傾向を紐解いていこう。新潟2歳ステークスは粘りこみたいという先行馬と差し脚を活かしたい競走馬とが繰り広げる、長く激しい追い比べが見所となっている。その一方で、2006年の開催以降単勝6番人気以下の競走馬が3着以内に入りやすい傾向にある。

新潟2歳ステークスは、2013年から2016年の開催にかけては、「左回りの競馬場で新馬を制していた」という競走馬が優勝を果たすという傾向で、該当する4頭はその新馬で2着馬に「1馬身1/4~2馬身」の着差をつけていたという点でも共通していた。

また2010年の開催を除いては上位人気馬が新潟2歳ステークスを制しているが、ヒモ荒れになることが多く、波乱傾向が目立つ一戦ともなっている。

ページトップへ