【2019年 第93回中山記念】特徴まとめ
中山記念(なかやまきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝1,800mを舞台に開催している重賞競走。正賞は千葉県知事賞。
中山記念は、1930年に創設の「内国産馬競走 4000米」と1933年に創設の「中山5歳馬特別競走」を前身とし、1936年に4歳(現3歳)以上の競走馬によるハンデキャップ競走として創設され、春季に行われる国内外の大レースを目指す実績馬や力をつけてきた上り馬がぶつかり合う伝統あるレースとして定着している。
創設当初は春と秋の年2回で施行されていたが、1952年に秋のみの施行となった。その後施行距離と開催時期が幾度か変更され、1957年に施行距離が1,800m、1972年に施行時期が2月下旬から3月上旬に定着し、負担重量も別定に変更された。
2017年より中山記念の優勝馬に同年よりGIに昇格することとなった大阪杯への優先出走権が与えられ、同時に地方競馬所属の競走馬の出走も可能となった。
1984年より外国産馬、2004年より外国調教馬の出走が可能となった。
【2019年 第93回中山記念】コースの特徴
中山記念のコースの特徴を見てみよう。中山記念のコースは、ホームストレッチの上り坂からのスタートとなる。スタート地点から1コーナーまでの距離は約200mと短く、そのうえ決勝線から1コーナーの途中までが上り坂という特徴がある。
1コーナーを過ぎてから向正面半ばまでが緩やかな下り坂になっていて、3~4コーナーにかけてはほぼ平坦になっていて、最後の直線は310mもある。直線の半ばには急な上り坂(高低差2.2m)がある。
2014年の路盤改修後は、従来よりも上りが出やすくなったように思えるものの、前半から負担がかかることから、JRAの芝1,800mの中ではタフなコースという特徴がある。
中山記念のコースは、ダート中距離のようなパワーが要求されやすく、パワー型の先行馬が走りやすいという特徴がある。
【2019年 第93回中山記念】過去10レースの優勝馬
続いて中山記念の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第83回 | 2009年3月1日 | 1800m | カンパニー | 牡8 | 1 | 1:49.2 |
第84回 | 2010年2月28日 | 1800m | トーセンクラウン | 牡6 | 13 | 1:51.7 |
第85回 | 2011年2月27日 | 1800m | ヴィクトワールピサ | 牡4 | 1 | 1:46.0 |
第86回 | 2012年2月26日 | 1800m | フェデラリスト | 牡5 | 3 | 1:47.3 |
第87回 | 2013年2月24日 | 1800m | ナカヤマナイト | 牡5 | 2 | 1:47.3 |
第88回 | 2014年3月2日 | 1800m | ジャスタウェイ | 牡5 | 2 | 1:49.8 |
第89回 | 2015年3月1日 | 1800m | ヌーヴォレコルト | 牝4 | 3 | 1:50.3 |
第90回 | 2016年2月28日 | 1800m | ドゥラメンテ | 牡4 | 1 | 1:45.9 |
第91回 | 2017年2月26日 | 1800m | ネオリアリズム | 牡6 | 3 | 1:47.6 |
第92回 | 2018年2月25日 | 1800m | ウインブライト | 牡4 | 2 | 1:47.6 |
【2019年 第93回中山記念】レース傾向
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