【2018年 第10回 レパードステークス】特徴まとめ
レパードステークス(Leopard Stakes)は、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場で開催している中央競馬の重賞競走。競走名の「Leopard」とは、イギリス国王の紋章である盾の脇に描かれている獅子のことで、ユニコーンと対を成す動物として扱われている。新潟競馬場のダート1,800mを舞台に開催される。
レパードステークスは、3歳ダート適正馬の出走機会の拡大、夏季競馬の復興そしてジャパンカップダート(現・チャンピオンズカップ)を頂点とする秋季ダート路線のさらなる充実を図る観点より、2009年に新設された3歳馬限定の重賞。新設当時は格付けされず「新設重賞」と表記され、2010年より格付け表記を「重賞」とし、2011年にGIIIに新規格付された。
レパードステークスの負担重量は有力馬の参戦を即す観点より、馬齢重量に設定されている。
【2018年 第10回 レパードステークス】コースの特徴
レパードステークスのコースの特徴を見ていこう。レパードステークスのコースはホームストレッチの直線入り口あたりからスタートし、1コースを目指すというレイアウトになっている。ちなみに1コーナーまでは約400mもある。
直線の長さは353.9mとなっており、これはJRAのダートコースの中でも長い部類の入る。
レパードステークスのコース全体はほぼ平坦となっているが、各コーナーはタイトとなっている。直線こそ長いが、タイトなコーナーを4回も通過することとなるため、競走馬には小回り適性が要求されるというのが、レパードステークスのコースの特徴となっている。
また、レパードステークスのコースは、外からスムーズに好位を取れる競走馬が好走しやすいというのも特徴である。
【2018年 第10回 レパードステークス】過去9年の優勝馬
続いてはレパードステークスの過去9年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第1回 | 2009年8月23日 | 1800m | トランセンド | 牡3 | 2 | 1:49.5 |
第2回 | 2010年8月22日 | 1800m | ミラクルレジェンド | 牡3 | 16 | 1:51.8 |
第3回 | 2011年8月21日 | 1800m | ボレアス | 牡3 | 9 | 1:52.0 |
第4回 | 2012年8月5日 | 1800m | ホッコータルマエ | 牡3 | 4 | 1:51.8 |
第5回 | 2013年8月4日 | 1800m | インカンテーション | 牡3 | 3 | 1:50.3 |
第6回 | 2014年8月10日 | 1800m | アジアエクスプレス | 牡3 | 3 | 1:50.4 |
第7回 | 2015年8月9日 | 1800m | クロスクリーガー | 牡3 | 3 | 1:51.9 |
第8回 | 2016年8月7日 | 1800m | グレンツェント | 牡3 | 6 | 1:50.0 |
第9回 | 2017年8月6日 | 1800m | ローズプリンスダム | 牡3 | 11 | 1:52.9 |
【2018年 第10回 レパードステークス】レース傾向
レパードステークスのレース傾向を紐解いていこう。2009年に創設されて以来、レパードステークスでは単勝1番人気馬もしくは2番人気馬の優勝が続いていた。しかし、昨年は11番人気馬のローズプリンスダムが制し、12番人気馬であるサルサディオーネが2着に入るという大波乱の決着となった。
過去9年のレパードステークスにおいて、上位人気馬の活躍が目立っておいて、昨年を除いては単勝2番人気以内の競走馬が勝利しているほか、単勝1番人気馬は9頭全てが3着に入るという傾向にある。この辺は今回のレパードステークスを予想するにあたって注意すべき点である。