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【2018年 第19回 チャンピオンズカップ】特徴まとめ

チャンピオンズカップは、日本中央競馬会(JRA)が中京競馬場のダート1,800mで開催している中央競馬の重賞競走。正賞は名古屋競馬株式会社賞、日本馬主協会連合会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞。

チャンピオンズカップは、ダート競走におけるジャパンカップに並ぶ国際競走を開催しようという名目で、2000年に国内初のダートの国際招待競走として創設された。創設時の名称は「ジャパンカップダート」で、舞台は東京競馬場のダート2,100mだった。

2007年までジャパンカップの前日(2004年の開催のみ同日)に開催していたが、2008年より開催時期を繰り下げて、舞台も阪神競馬場のダート1,800mに変更された。さらに同年にジャパン・オータムインターナショナルの第4戦に指定された。

2014年より舞台が中京競馬場のダート1,800mに移され、名称も現行の「チャンピオンズカップ」に変更された。さらに国際招待制が廃止されたことにより、競走馬や関係者の遠征にかかる諸費用をJRAが負担しない国際競走となった。

また、回次については2014年が第15回とされており、ジャパンカップダートから引き継がれている。

【2018年 第19回 チャンピオンズカップ】コースの特徴

2018年 第19回 チャンピオンズカップ コース特徴

チャンピオンズカップのコースの特徴を見てみよう。チャンピオンズカップのコースは、ホームストレッチにある上り坂の途中からのスタートとなる。1コースまでの距離は約300mもある。

2コーナー半ばから向正面の半ばまで緩やかな上り坂があり、その後4コーナー過ぎにかけて緩やかな下り坂がある。直線距離は410.7mで、直線に向いてすぐに高低差約1.8mの急な坂を約160m走るという特徴がある。

チャンピオンズカップのコースは、JRAのダート1,800mのコースの中で最も直線距離が長く、加えて起伏もあるタフなコースというのが特徴で、スタミナとパワーの両方が要求される。

【2018年 第19回 チャンピオンズカップ】過去10年の優勝馬

続いてはチャンピオンズカップの過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第9回 2008年12月7日 1800m カネヒキリ 牡6 4 1:49.2
第10回 2009年12月6日 1800m エスポワールシチー 牡4 1 1:49.9
第11回 2010年12月5日 1800m トランゼンド 牡4 1 1:48.9
第12回 2011年12月4日 1800m トランゼンド 牡5 1 1:50.6
第13回 2012年12月2日 1800m ニホンピロアワーズ 牡5 6 1:48.8
第14回 2013年12月1日 1800m ベルシャザール 牡5 3 1:50.4
第15回 2014年12月7日 1800m ホッコータルマエ 牡5 2 1:51.0
第16回 2015年12月6日 1800m サンビスタ 牝6 12 1:50.4
第17回 2016年12月4日 1800m サウンドトゥルー 騸6 6 1:50.1
第18回 2017年12月3日 1800m ゴールドドリーム 牡4 8 1:50.1

【2018年 第19回 チャンピオンズカップ】レース傾向

チャンピオンズカップのレース傾向を紐解いていこう。

2017年に発表されたデータを見てみると、前走のレースがポイントとなっており、過去10年の開催における3着以内馬の大半は前走が「JBCクラシック」「みやこS」「武蔵野ステークス」のいずれかのレースだった。その中で「JBCクラシック」組は3着内率が31.7%と好走する傾向にあった。

また、近走でダート中距離への出走経験もキーとなっており、過去3走でダート1,800m以上のレースに2回出走した競走馬の3着内率が27.9%と最も高かった。その一方で、過去3走でダート1,800m以上のレースに出走しなかった競走馬の優勝例がなく、3着内率も5.9%に留まっている。

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