【2020年 第56回金鯱賞(GII)】の穴馬予想
3月15日に中京競馬場の芝2,000mで行われるGII競走・金鯱賞。
金鯱賞はかつて宝塚記念や有馬記念の前哨戦とされていたが、2017年に大阪杯がGIへ昇格したことに伴い、同競走の前哨戦として3月に行われるようになった。2018年の優勝馬スワーヴリチャードがその年の大阪杯でGI初制覇を果たし、2019年の2着馬リスグラシューは香港遠征を経て宝塚記念を優勝していて、上半期に開催の国内外の中距離GIに向けた注目の一戦となっている。
そんな金鯱賞から、当サイトがオススメする穴馬はサトノガーネットだ。
【2020年 第56回金鯱賞(GII)】の
穴馬・サトノガーネットの近走
まずは、サトノガーネットの近走を見てみよう。
サトノガーネットは、昨年11月のエリザベス女王杯(GI)で単勝12番人気で9着、同じく中日新聞杯(GIII)では単勝8番人気ながら1着、前走の日経新春杯(GII)では単勝7番人気で6着という結果だった。
近3走において連対したのは1回のみだが、いずれのレースも順位が人気を下回ることなく決着がついている。昨年の6月に阪神競馬場で行われた三田特別を制していることからも、体力的に申し分はないということが分かる。
データから見た金鯱賞の傾向と穴馬・サトノガーネット
続いては、過去3年の金鯱賞と、2012年の中京競馬場の回収以降、2016年まで同じ時期に行われていた中日新聞杯を参考に、過去8レースのデータを紐解いていこう。
過去8レースにおいて、前走が2,200m以上のレースだった競走馬が好走する傾向にあり、2,200m以上のレースから出走してきた競走馬が6勝していた。特に2,400mから2,500だった競走馬は3着内率50%と高い数値をマークしていて、過去3年間の金鯱賞の連対馬6頭中5頭がこれに該当していた。
また、3~4走前のGI競走での成績もポイントとなっており、過去3年の金鯱賞においては「3~4走前にGI競走で6着以下に負けていた」競走馬が毎年連対していた。
サトノガーネットは、前走が2,400mの日経新春杯(GIII)で、3走前のエリザベス女王杯(GI)で9着だったことから、上記の好走傾向に当てはまっている。同時に中長距離もこなせるディープインパクト産駒であるという点からも、今回の金鯱賞でも好走する可能性が大いにある。