【2020年 第94回中山記念(GII)】の穴馬予想
3月1日に中山競馬場の芝1,800mで行われるGII競走・中山記念。
2018年と2019年の2年連続での優勝を果たしたウインブライトは、2019年に香港で開催されたクイーンエリザベスII世カップ(GI)と香港カップ(GI)でも優勝。また、2017年の優勝馬ネオリアリズムも、同年のクイーンエリザベスII世カップでGI初優勝を飾り、2016年の優勝馬ドゥラメンテ、2015年の優勝馬ヌーヴォレコルト、2014年の優勝馬ジャスタウェイは、いずれも前年に開催されたJRAのGI競走で優勝した競走馬である。今年もまたGIで活躍したスターホースおよびその候補となる競走馬たちが激戦を繰り広げることだろう。
そんな中山記念から、当サイトがオススメする穴馬はペルシアンナイトだ。
【2020年 第94回中山記念(GII)】の
穴馬・ペルシアンナイトの近走
まずは、ペルシアンナイトの近走を見てみよう。
ペルシアンナイトは、昨年10月の毎日王冠(GII)では単勝4番人気で4着に入り、昨年11月のマイルチャンピオンシップ(GI)では単勝6番人気ながら3着、前走の香港マイル(GI)では単勝7番人気ながら5着に入った。
近3走において着順が人気を下回ることなく、いずれも馬券内もしくは掲示板内に入ることができている。休養明け初となる出走で、ペルシアンナイトは休養明けは調子が良くないとされるが、調教次第では好走してくれることが期待される。
データから見た中山記念の傾向と穴馬・ペルシアンナイト
続いては、過去10年間の中山記念のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、前年以降の2,000m以下のJRA・GIで12着以内に入った競走馬が好走する傾向にあり、過去10年の3着内馬のうち24頭がこれに該当していて、3着内率も46.2%と高い。その一方で、この経験がない競走馬は3着内率8.5%と苦戦傾向にあった。
また、前走のグレードもポイントとなっていて、国内外問わずGI競走から出走してきた競走馬は、3着内率34.9%と高い数値をマークしていた。その一方、GI競走以外の2,000mを超えるレースから出走してきた競走馬は3着内率5.1%と苦戦傾向にあるため、こちらは避けておきたい。
ペルシアンナイトは、前走以降のレースでの着順がいずれも12着以内であり、前走が香港マイル(GI)であることから、上記の好走傾向に当てはまっている。2週前追い切りでは残り350m付近でトゥザフロンティアとほぼ互角でゴールしており、休養明けは調子が悪いということを考慮しても、今回の中山記念で好走する可能性が大いにある。