【2020年 第37回フェブラリーステークス(GI)】の穴馬予想
2月23日に東京競馬場のダート1,600mで行われるGI競走・フェブラリーステークス。
昨年の優勝馬インティと2着馬ゴールドドリームが、5月のかしわ記念で再びワンツーフィニッシュを決め、12月のチャンピオンズカップ(GI)でもそれぞれ3着以内に入るという好走ぶりを見せた。2000年以降の連対馬のうち、このフェブラリーステークスが、JRAのGIおよび地方競馬のGI・JpnIにおいて生涯唯一の連対だった競走馬は、わずか4頭のみであり、既にGIやJpnIでの実績がある競走馬や後のビッグレースで主役となりそうな競走馬が優勝を目指す一戦となっている。
そんなフェブラリーステークスから、当サイトがオススメする穴馬はモジアナフレイバーだ。
【2020年 第37回フェブラリーステークス(GI)】の
穴馬・モジアナフレイバーの近走
まずは、モジアナフレイバーの近走を見てみよう。
モジアナフレイバーは、昨年10月のマイルチャンピオンシップ(GI)では単勝6番人気ながら4着に入り、昨年12月の勝島王冠競走(G)では単勝1番人気の支持に応えて1着、前走の東京大賞典競走(GI)では単勝4番人気で3着に入った。
近3走において着順が人気を下回ることなく、いずれも馬券内もしくは掲示板内に入ることができている。前走では最後で止まってしまったが、4コーナーを回る勢いは優勝馬を上回っていた。この点から、今回のフェブラリーステークスでもいい走りが期待できそうだ。
データから見たフェブラリーステークスの傾向と穴馬・モジアナフレイバー
続いては、過去10年間のフェブラリーステークスのデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、前走で3着以内だった競走馬が好走する傾向にあり、10年間の3着内馬のうち25頭がこれに該当していた。その一方で、前走で4着以下だった競走馬は、3着内率6.4%と苦戦傾向にあった。
また、前走の施行距離もポイントとなっていて、前走の距離が1,800m以上だった競走馬が、勝率9.2%・連対率19.7%・3連対率30.3%と高い数値をマークしていた。一方、前走の距離が1,800m未満だった競走馬は、3着内率8.6%と苦戦傾向にあった。
モジアナフレイバーは、前走がダート2,000mの東京大賞典競走(GI)で、3着に入っていたことから上記の好走傾向に当てはまっている。これに加えて、稍重や重馬場など馬場状態が悪いレースでも3着以内に入るなど好成績を収めていることから、モジアナフレイバーがフェブラリーステークスでも好走することが大いに考えられる。