【2020年 第70回東京新聞杯(GIII)】の穴馬予想
2月9日に東京競馬場の芝1,600mで行われるGIII競走・東京新聞杯。
東京新聞杯は過去10年間で、前走がエリザベスと女王(GI)だった競走馬が好走する傾向にあり、該当する4頭のうち実に3頭が優勝を果たしている。このほかには、中山競馬場で開催のオープン特別・ニューイヤーステークスから出走してきた競走馬が好成績を収めていて、阪神競馬場で開催の1600万下(現3歳クラス)の元町ステークスから出走してきた競走馬4頭のうち2頭が優勝している。
そんな東京新聞杯から、当サイトがオススメする穴馬はケイデンスコールだ。
【2020年 第70回東京新聞杯(GIII)】の
穴馬・ケイデンスコールの近走
まずは、ケイデンスコールの近走を見てみよう。
ケイデンスコールは、昨年5月に開催されたNHKマイルカップ(GI)で単勝14番人気ながらも2着に入り、8月の関屋記念(GIII)では単勝2番人気で14着、前走のキャピトルステークス(L)では単勝5番人気で17着という結果だった。
NHKマイルカップ(GI)以降、着順が人気を下回るという不調に陥っている。気性難な血統ではあるが、伸び伸びと走ることができればケイデンスコールが馬券内に入ってくることも大いに考えられる。
データから見た東京新聞杯の傾向と穴馬・ケイデンスコール
続いては、過去10年間の東京新聞杯のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、4歳馬と6歳馬が好走する傾向にあり、過去10年間で前者は5勝、後者は4勝を挙げている。なお、5歳馬による優勝は2012年のガルボのみだが、2着には4回・3着には6回入っている。
また、4、5走前の成績もポイントとなっており、4、5走前が重賞かつ単勝3番人気以内で4、5着に入っていた競走馬が、過去4年間で優勝を飾っている。
ケイデンスコールは4歳馬で、4走前の毎日杯(GIII)で4着に入っていたことから、上記の好走傾向に当てはまっている。現在不調に陥っているが、マイラーの傾向があるロードカナロア産駒であり、前述のとおり伸び伸びと走り切ればケイデンスコールが好走することも大いに考えられる。