【2020年 第67回日経新春杯(GII)】の穴馬予想
1月19日に京都競馬場の芝2,400mで行われるGII競走・日経新春杯。
日経新春杯は、ハンデ戦でありながらも、過去10年の開催において単勝1番人気の競走馬が3着内率80%と高い数値をマークしている。しかし、その中で2009年と2015年の開催では、単勝1番人気と2番人気の競走馬が共に4着以下に敗れてしまうという波乱の決着を迎えた。今年は一体どんな戦いを見せてくれるのだろうか・・・。
そんな日経新春杯から、当サイトがオススメする穴馬はメロディーレーンだ。
【2020年 第67回日経新春杯(GII)】の
穴馬・メロディーレーンの近走
まずは、メロディーレーンの近走を見てみよう。
メロディーレーンは、昨年9月の阪神での3歳以上1勝クラスで単勝2番人気で1着に入り、昨年10月の菊花賞(GI)では単勝12番人気ながらも5着に入り、前走の江坂特別(2勝クラス)では単勝2番人気で4着に入った。
近3走で馬券に絡んだのは優勝を果たした9月の3歳以上1勝クラスのみだが、いずれの3走も掲示板内に入るほどの好走ぶりで、特に2走前では単勝12番人気と低い人気の中での掲示板入りを果たしている。
データから見た日経新春杯の傾向と穴馬・メロディーレーン
続いては、過去10年間の日経新春杯のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、若い馬が好走する傾向にあり、4歳馬が勝率18.2%・連対率33.3%・3着内率39.4%と高い数値をマークしていた。なお、5歳馬と6歳馬はそれぞれ1着に2回入っているが、7歳以上の競走馬が1着はおろか3着内に入った例がない。
また、前走のレースもポイントとなっており、有馬記念(GI)から出走してきた競走馬が2勝、菊花賞や日本ダービーといった3歳限定GIから出走してきた競走馬が3勝している。このほか、昨年11月以降に中京競馬場で開催された重賞競走から出走してきた競走馬もいい成績を収めている。
メロディーレーンは4歳馬で、前走が3歳限定GIのひとつ菊花賞であることから、上記の好走傾向に当てはまっている。現在の京都競馬場の馬場はステイゴールド系の産駒に合っており、菊花賞(GI)での好走ぶりから考えれば、今回の日経新春杯でも好走する可能性が大いに考えられる。