【2019年 第36回マイルチャンピオンシップ(GI)】の穴馬予想
マイルチャンピオンシップでは、1984年の創設から2009年までの26年間で単勝1番人気に支持されていた競走馬から14頭が優勝を果たしていた。しかし、2010年以降は2番人気以下(そのうち7頭は4番人気以下)に留まっていた競走馬の台頭により、1番人気馬がなかなか勝ち切れないという最強マイラー決戦となっている。
そんなマイルチャンピオンシップから、当サイトがオススメする穴馬はモズアスコットだ。
【2019年 第36回マイルチャンピオンシップ(GI)】の穴馬・モズアスコットの近走
まずは、モズアスコットの近走を見てみよう。
モズアスコットは、6月の安田記念(GI)では単勝7番人気で6着、10月の毎日王冠(GII)では単勝5番人気で6着、前走のスワンステークス(GII)では単勝2番人気で2着に入っていた。
2走続いて6着以下に負けていたモズアスコットだが、前走では昨年10月のスワンステークス(GII)以来の3着内入りを果たすことができた。昨年の開催では13着と大敗してしまったが、今年はリベンジ成功となるのか。そこに期待される。
データから見たマイルチャンピオンシップの傾向と穴馬・モズアスコット
続いては、マイルチャンピオンシップのデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、5歳以下の若い競走馬が好走する傾向にあり、5歳以下の競走馬は勝率6.2%・連対率13.2%・3着内率20.2%と高い数値をマークしており、特に4歳馬に至っては3着内率36.1%とかなり優秀な成績を収めていた。その一方で、6歳以上の競走馬は3着内率8%とかなり低調である。
また、前走の着順もポイントとなっており、前走で3着内に入った競走馬は勝率9%・連対率19.4%・3着内率31.3%と高い数値をマークしてい。しかし、その一方で、前走で10着以下だった競走馬が3着内率に入った例はない。
モズアスコットは5歳馬で、前走のスワンステークス(GII)で2着に入っていたことから上記の好走傾向に当てはまっている。加えて、マイルから中長距離を最も得意とするフランケル産駒であることから、今回のマイルチャンピオンシップで好走することが考えられる。