【2019年 第160回天皇賞・秋(GI)】の穴馬予想
天皇賞・秋は、3歳以上の競走馬による秋の王道路線の幕開けとなる一戦。これまでにいくつもの名勝負が繰り広げられてきた。
今年の天皇賞・秋には、ドバイターフを制し、安田記念で3着だったアーモンド愛、昨年の優勝馬レイデオロ、凱旋門賞に出走したブラストワンピース、今年の香港クイーンエリザベス2世カップを制したウインブライトなど、豪華メンバーが揃い、大きな盛り上がりを見せることとなるだろう。
そんな天皇賞・秋から、当サイトがオススメする穴馬はスワーヴリチャードだ。
【2019年 第160回天皇賞・秋(GI)】の穴馬・スワーヴリチャードの近走
まずは、スワーヴリチャードの近走を見てみよう。
スワーヴリチャードは、2月の中山記念(GII)では単勝4番人気で4着、3月のドバイシーマクラシック(GI)では単勝3番人気で3着、前走の宝塚記念(GI)では単勝6番人気ながら3着に入った。
スワーヴリチャードは、近3走において人気よりも順位が下回っていない。これまでも、東京競馬場でのレースでは良い結果を残しており、内枠に入ることができれば好走することも考えられるだろう。
データから見た天皇賞・秋の傾向と穴馬・スワーヴリチャード
続いては、天皇賞・秋のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、「過去2走ともGI競走」だった競走馬が3連対率40.9%と好走する傾向にあることがわかっている。さらに、過去2走のGIを除く芝の重賞競走で1着、2着、3着、5着だった競走馬も好走率が高いので、こちらも高い評価を与えても良い。
また、9月以降の出走経験がない競走馬にも注目で、前走が宝塚記念だった競走馬から6頭、同じく札幌記念が3頭、同じく安田記念が1頭連対しており、連対馬延べ20頭のうち半数は前走が8月以前のレースであることもわかっている。
スワーヴリチャードは、近2走がGI競走で、前走が6月の宝塚記念であることから、上記の好走傾向に当てはまっている。スワーヴリチャードは左回りのコースを得意とする左巧者で、近走では安定した走りを見せていることから、今回の天皇賞・秋でもいい走りを見せてくれることが期待できる。