【2019年 第11回レパードステークス(GIII)】の穴馬予想
レパードステークスは、ここ2年の開催で配当の傾向が一変した3歳限定のダート重賞だ。
昨年の開催では単勝オッズ10.7倍で5番人気だったグリムが制して3連単67万1670円、2年前の開催では単勝オッズ66.3倍で11番人気だったローズプリンスダムが制して3連単80万7250円の高額配当という決着となった。レパードステークスでは、2009年から2016年まで単勝オッズ5倍未満の支持を得た馬が優勝していて、3連単の配当も9回中4回が1万円未満という順当な結果で終わっていた。
そんなレパードステークスから、当サイトがオススメする穴馬はアッシェンプッテルだ。
【2019年 第11回レパードステークス(GIII)】の穴馬・アッシェンプッテルの近走
まずは、アッシェンプッテルの近走を見てみよう。
アッシェンプッテルは、3月の3歳500万下で単勝7番人気で3着に入った後、5月の3歳500万下で単勝6番人気ながら1着、前走の鷹取特別(2勝クラス)で単勝4番人気ながら1着と、非常に好調である。
今回初の重賞競走としてレパードステークスに出走するアッシェンプッテル。重馬場であっても、時計がかかり差しと追い込みがしっかりと決まることから、このレパードステークスでも好走することが期待できる。
データから見たアッシェンプッテルの傾向と穴馬・アッシェンプッテル
続いては、レパードステークスのデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、前走での4コーナーの通過順が6番手以内だった馬が好走する傾向にあり、過去10年の3着内馬のうち24頭がこれに該当していた。その一方で、7番手以下だった競走馬は、勝率6.1%・連対率8.2%・3着内率10.2%と少々苦戦している。
また、通算出走回数もポイントとなっており、通算出走数が5~8戦である競走馬は、勝率10.8%・連対率21.6%・3着内率29.7%と高い数値をマークしていた。しかし、4戦以下である競走馬は2着に1頭入ったのみで、9戦以上である競走馬は勝率3.6%・連対率5.5%・3着内率12.7%と少々苦戦している。
アッシェンプッテルは、前走の4コーナーの通過順は3番手で、通算出走回数が5回であることから上記の好走傾向に当てはまっている。加えてアッシェンプッテルをはじめとする、バトルプラン産駒はダート血統として傾倒していて、2000mまでを適性距離としているため、アッシェンプッテルがレパードステークスでも好走することは大いに考えられる。