【2019年 第68回ラジオNIKKEI賞(GIII)】の穴馬予想
ラジオNIKKEI賞は、5月の日本ダービー(GI)より約1か月後に開催される3歳馬限定重賞であり、春のクラシック路線で結果を残すことが出来なかった競走馬や出走できなかった競走馬によって繰り広げられる一戦。昨年の2着馬フィエールマンが次走の菊花賞を制したのをはじめ、このラジオNIKKEI賞を足掛かりとして秋の大舞台を目指す3歳馬たちがこれまでに熱いドラマを見せてきた。
そんなラジオNIKKEI賞から、当サイトがオススメする穴馬はゴータイミングだ。
【2019年 第68回ラジオNIKKEI賞(GIII)】の穴馬・ゴータイミングの近走
まずは、ゴータイミングの近走を見てみよう。
ゴータイミングは、昨年11月の東京スポーツ杯2歳ステークス(GIII)では9番人気で15着、今年1月のシンザン記念(GII)では7番人気で7着、前走の3歳500万下では3番人気ながら1着と、徐々に調子を上げてきている。
ゴータイミングにとって、今回のラジオNIKKEI賞(GIII)は2走前のシンザン記念(GIII)以来3度目の重賞競走への出走となる。今回の出走メンバーの中で唯一重馬場を経験している競走馬(2018年の2歳新馬)であり、その重馬場で優勝している。あとは小回りコースと短い直線をいかに生かすかが、ゴータイミングにとっての課題となる。
データから見たラジオNIKKEI賞の傾向と穴馬・ゴータイミング
続いては、ラジオNIKKEI賞のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、前走1着馬が好走する傾向にあり、連対馬20頭のうち10頭が前走で1着だった。前走で1着だった競走馬は過去4年の開催で3勝していて、2017年の開催では上位2着、2018年は3着内を占めるなど、目覚ましい活躍を見せている。
また、直近の勝利レースの条件・単勝人気もポイントになっており、過去3走以内において新馬戦・未勝利戦を除く直近の勝利レースで3番人気以内に支持されていた競走馬が好走する傾向にあることもわかっている。
ゴータイミングは、前走の3歳500万下を制しているうえに、単勝3番人気であったため、上記の好走傾向に当てはまっている。ゴータイミングは、短距離から中距離までこなすディープインパクト産駒。重馬場もこなせることもわかっており、展開次第で馬券内もしくは掲示板内に入ってくる可能性がある。