【2019年 第60回宝塚記念(GI)】の穴馬予想
宝塚記念の優勝馬は、上半期のGI戦線を締めくくる競走で、例年古馬中長距離路線の実力馬が集い、長きにわたって語り継がれる数多の名勝負の舞台とされてきた。
そんな宝塚記念から、当サイトがオススメする穴馬はスワーヴリチャードだ。
【2019年 第60回宝塚記念(GI)】の穴馬・スワーヴリチャードの近走
まずは、スワーヴリチャードの近走を見てみよう。
スワーヴリチャードは、昨年11月のジャパンカップ(GI)では2番人気で3着、今年2月の中山記念(GII)では4番人気で4着、前走のドバイシーマクラシック(GI)では3番人気で3着と、馬券内もしくは掲示板内に入るほどの好走を見せている。
スワーヴリチャードにとって、今回の宝塚記念(GI)は昨年のジャパンカップ(GI)以来約半年ぶりのJRAのGI競走。距離適性としても十分であり、うまくスタートを切ることができれば、スワーヴリチャードが好走することが大いに考えられる。
データから見た宝塚記念の傾向と穴馬・スワーヴリチャード
続いては宝塚記念のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、前走で3番人気以内に支持されていた競走馬が好走する傾向にあり、優勝馬10頭のうち8頭がこれに該当していた。なお、前走が海外のレースだった競走馬は優勝こそしていないものの、2着に3回・3着に1回入るという好走を見せている。
また、過去3走でのGI競走において3着以下に敗れた競走馬が、この宝塚記念(GI)で巻き返すという傾向にもあり、前走で3着・4着だった競走馬がそれぞれ20%、28.6%と高い数値をマークしていた。なお、前走で1着・2着だった競走馬は優勝こそしていないものの、3着内率で前走2着馬が42.9%と高い数値をマークしている。
スワーヴリチャードは、前走が海外のレースかつ3番人気に支持されていて、直近のGI競走で3着に入っており、上記の好走傾向に当てはまっている。年齢によりスピードの衰えが見えるが、スワーヴリチャードは長距離を得意とする産駒の多いハーツクライの血を引いており、展開次第で馬券内または掲示板内に入ってくることが考えられる。