【2019年 第36回エプソムカップ(GⅢ)】の穴馬予想
エプソムカップは、コーナーが3回という特殊なコースを持つ東京競馬場の芝1,800mでの開催される秋の大一番を目指す中距離馬によるレース。しかしながら、単純に内枠有利というわけではなく、開催後半だからといえども差し馬が台頭しやすいというわけでもない。比較的堅い決着となることが多いものの、難解な一戦となっている。
そんなエプソムカップから、当サイトがオススメする穴馬はサラキアだ。
【2019年 第36回エプソムカップ(GIII)】の穴馬・サラキアの近走
まずは、サラキアの近走を見てみよう。
サラキアは、2018年10月の秋華賞(GI)では4番人気で4着、今年1月の京都金杯(GIII)では2番人気で7着、前走の阪神牝馬ステークス(GII)では5番人気で10着と不調である。
しかし、エプソムカップの舞台である芝1,800mは、サラキアが得意とする距離。道中で緩やかに上がり、4カドで3~4着に入りこめば、サラキアが馬券に絡むことも大いに考えられる。
データから見たエプソムカップの傾向と穴馬・サラキア
続いてはエプソムカップのデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、4歳馬が好走する傾向にあり、勝率21.9%・連対率37.5%・3着内率43.8%と、他を上回る高い数値をマークしていた。その一方、5歳馬から年齢が上がるにつれて2着内に入ることが減り、7歳以上の競走馬には2着内に入った経験がない。
また、前走もポイントとなっており、過去10年の開催で「1,800m以下のGII競走」から出走した競走馬は、勝率21.1%・連対率31.6%・3着内率42.1%と高い数値をマークしている。ちなみにGI競走から出走してくる競走馬も10頭いるものの、エプソムカップで3着以内に入ったのはわずか2頭となっている。
サラキアは4歳馬で、前走が1,600mの阪神牝馬ステークス(GII)と、上記2つの好走傾向に当てはまっている。得意の芝1,800mのコースで十分に力を発揮し、馬券に絡むことに期待したい。。