【2019年 第86回日本ダービー(GⅠ)】の穴馬予想
日本ダービーは、東京競馬場の芝2,400mを舞台に行われる競走で、昨年の開催では単勝5番人気のワグネリアンが1着、4番人気のエポカドーロが2着、16番人気のコズミックフォースが3着に入り、3連単285万6300円の高額配当が飛び出した。
ちなみに、100万馬券の決着がついたのは2007年以来11年ぶり、単勝4番人気以下の競走馬の優勝は2010年のエイシンフラッシュ以来8年ぶり、上位人気3頭が全て4着以下に敗れたのは1987年以来31年ぶりとなった。
そんな日本ダービーから、当サイトがオススメする穴馬はリオンリオンだ。
【2019年 第86回日本ダービー(GI)】の穴馬・リオンリオンの近走
まずは、リオンリオンの近走を見てみよう。
リオンリオンは、2月の水仙賞(500万下)では単勝5番人気ながら3着、3月の大寒桜賞(500万下)では単勝4番人気で1着、前走の青葉賞(GII)では単勝5番人気で稍重馬場でありながら1着と、かなり好調である。
リオンリオンにとって、今回の日本ダービーは初のGI競走。リオンリオンの父であるルーラーシップは、1,800m~2,000mを適性距離としながらも、2,400mでも馬券に絡む好走を見せていた。その血を引くリオンリオンにもこの日本ダービーで好走することは大いに考えられる。
データから見た日本ダービーの傾向と穴馬・リオンリオン
続いては日本ダービーのデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、東京・中山・京都・阪神の4大場で開催の1,800m以上の重賞での優勝経験がある馬が好走する傾向にあり、これに該当する競走馬は勝率13%・連対率26%・3着内率33.8%と高い数値をマークしている。
また、2,000m以上で10頭以上の競走馬が出走するJRAのレースでの優勝経験の有無もかなりポイントとなっており、過去10年の開催での優勝馬のうち9頭は同条件のレースで優勝経験のある競走馬だった。3連対率でも26.6%と高い数値をマークしている。
リオンリオンは、東京競馬場の芝2,400mで開催された16頭が出走する青葉賞(GII)で優勝しており、上記2つの好走傾向に当てはまっている。いつものルーティーンをこなし、落ち着いてレースに臨むことが大切といえる。