【2019年 第66回 日経新春杯(GⅡ)】の穴馬予想
日経新春杯は、ハンデ戦の一つだが、過去10年の開催において単勝1番人気馬の3着内率が80%と高い数字をマークしている。しかしその一方、2009年と2015年の開催では1番人気馬と2番人気馬が共に4着以下に破れる波乱となった。今後の飛躍へと繋がるこの日経新春杯、今年はどんな戦いが繰り広げられるのだろうか?
そんな日経新春杯から、当サイトがオススメする穴馬はジュペルミエールだ。
【2019年 第66回 日経新春杯(GII)】の穴馬・ジュペルミエールの近走
まずは、ジュペルミエールの近走を見てみよう。
ジュペルミエールは、10月の古都ステークス(1600万下)では4番人気ながら2着に入り、前走のオリオンステークス(1600万下)では1番人気の支持に応えて優勝している。
ジュペルミエールは、脚質万能な黄金馬体であり、相当な競馬根性を有している。さらにジュペルミエールはステイゴールド産駒であり、同産駒がこの時期に強いという特徴があることから、ジュペルミエールが好走することに期待ができる。
データから見た日経新春杯の傾向と穴馬・ジュペルミエール
続いては日経新春杯のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、若い馬が好走する傾向にあり、4歳馬が勝率18.2%・連対率33.3%・3着内率39.4%と高い数値をマークしていた。なお、5歳馬と6歳馬も2勝で並んでいるが、連対率と3着内率の面では5歳馬の方が上位にいる。
また前走のレースも重要となっている。過去10年の開催で有馬記念から出走した競走馬が2勝、3歳限定のGIである菊花賞または日本ダービーから出走した競走馬が3勝を挙げているほか、「前年11月以降の中京競馬場の重賞」から出走した競走馬も好成績を収めている。
また、前走が「1600万下」や「1000万下」だった競走馬も、それぞれ1頭ずつ優勝馬が出ている。
ジュペルミエールは、日経新春杯開催時で6歳であり、前走は1600万下のオリオンステークスだ。好走傾向には当てはまっていないものの、前述の通りこの時期に強いステイゴールド産駒で、脚質万能な黄金馬体であるため、今回の日経新春杯で好走することが考えられる。