【2018年 第42回エリザベス女王杯(GⅠ)】の穴馬予想
エリザベス女王杯は、その年の牝馬三冠路線を戦ってきた3歳牝馬と4歳以上の強豪牝馬が激突し、秋の女王を決める一戦である。
過去10年の開催において、3歳馬が4回、4歳馬が4回、5歳馬が2回優勝を飾っている。加えて、2012年以降の開催では6年連続で単勝6番人気以下の競走馬が3着以内に入っている。
そんなエリザベス女王杯から、当サイトがオススメする穴馬はコルコバードだ。
【2018年 第42回エリザベス女王杯(GI)】の穴馬・コルコバードの近走
まずは、コルコバードの近走を見てみよう。
コルコバードは、今年初出走となった箱崎特別(1000万下)と湾岸ステークス(1000万下)で単勝1番人気の支持に応えてこの2競走を制している。また前走の丹頂ステークス(OP)では、4番人気でありながら2着に入っており、好調な成績を残している。
コルコバードにとって今回のエリザベス女王杯は初の重賞競走となる。スタミナ勝負の展開となれば好走する可能性が考えられる。
データから見たエリザベス女王杯の傾向と穴馬・コルコバード
続いてはエリザベス女王杯のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催で出走した競走馬のうち、前走が日本のレースで単勝1番人気または単勝2番人気であった競走馬の優勝歴がないことがわかった。しかし、2~3着に単勝1番人気であった競走馬が10頭、単勝2番人気であった競走馬が4頭入っている。
また、過去10年の開催で出走した競走馬のうち、前々走が日本のレースで単勝1番人気または単勝2番人気であった競走馬が好走する傾向にあり、それぞれ3着内率が37.5%、24.0%と、高い数値をマークしている。ちなみに勝率・連対率・3着内率は単勝人気が上位になるほど数値が高くなっている。
コルコバードは、前々走で単勝2番人気の競走馬であることが上記の傾向に当てはまっている。優勝は難しくとも、馬券内に絡んでくることは大いに考えられそうだ。