【2018年 第23回秋華賞(GⅠ)】の穴馬予想
秋華賞は、秋に開催される3歳牝馬の頂上決戦とされている重賞競走だ。
近年の秋華賞では下位人気馬の台頭が多いことに加え、近2年では単勝1番人気馬が10着や7着と苦戦傾向にある。また、春のGI路線での活躍馬の好走が目立つ一方、夏から秋の開催で力を付けてきた競走馬も好結果を残している。
そんな秋華賞から、当サイトがオススメする穴馬はパイオニアバイオだ。
【2018年 第23回秋華賞(GI)】の穴馬・パイオニアバイオの近走
まずは、パイオニアバイオの近走を見てみよう。
今年初出走である1月の3歳未勝利で4番人気ながら2着に入った。これを皮切りに2月11日と3月4日の3歳未勝利でも2番人気で2着に入り、3月17日の3歳未勝利で初優勝を飾った。また、パイオニアバイオにとって初の重賞となったフローラステークス(GII)では13番人気でありながらも、2着に入るなど好走傾向にあった。
5月の優駿牝馬(GI)では7着(9番人気)ではあったものの、前走の紫苑ステークス(GIII)では、6番人気で4着に入っており、またパイオニアバイオの活躍が期待できそうだ。
データから見た秋華賞の傾向と穴馬・パイオニアバイオ
続いては秋華賞のデータを紐解いていこう。
過去10年の秋華賞のデータを見てみると、オークスから直接秋華賞に出走している競走馬はいずれも6着以下に敗れるなど苦戦傾向にあることがわかった。その一方、「ローズステークス」からは6頭が優勝し、8頭が2着に入っている。さらに2016年よりGIIIに昇格した紫苑ステークスからの競走馬は2年連続で優勝している。
また、近走で4着または5着に入った競走馬が好走する傾向にあることもわかっている。過去10年の秋華賞において1着または2着に入った競走馬は、過去4走前までに重賞またはオープン特別にて4着か5着に入った競走馬であることが分かった。
パイオニアバイオは、前走が紫苑ステークス(GIII)で、同競走において4着に入ったということから、以上2つの条件に見事に当てはまっている。加えて、舞台としても申し分はないので、パイオニアバイオにとって2回目のGI競走となる秋華賞で馬券内に絡むことは大いに考えられる。