【2018年 第32回セントウルステークス(GⅡ)】の穴馬予想
セントウルステークスは、「サマースプリントシリーズ」の最終戦で、夏のスプリント王者を決める一戦となっている。
また、セントウルステークスはスプリンターズステークスの前哨戦でもあることから、秋のスプリントGI競走を展望する上で注目の一戦である。今年の開催には2連覇を目指すファインニードル、古馬を相手取ったスプリント重賞競走にて連続で上位入線しているラブカンプーなど好走が期待される競走馬が集結している。
そんなセントウルステークスから、当サイトがオススメする穴馬はグレイドチャーターだ。
【2018年 第32回セントウルステークス(GII)】の穴馬・グレイドチャーターの近走
まずはグレイドチャーターの近走を見ていこう。
グレイドチャーターは、1月に開催された淀短距離ステークスでは4着(3番人気)では掲示板入り、シルクロードステークスでは6着(12番人気)という結果だった。しかし、その後は3月の千葉ステークスでは10着(9番人気)、鞍馬ステークスでは9着(7番人気)、CBC賞では最下位となる18着(16番人気)と苦戦が強いられていた。
前走の北九州記念では14番人気で4着に入り、今年では1月の淀短距離ステークス以来2回目の掲示板入りを果たした。これらのグレイドチャーターの近走から、右回りのコースのほうが好走する模様。
グレイドチャーターにとって、阪神競馬場の芝1,200mの出走は昨年9月の芦屋川特別以来1年ぶりかつ4回目となるが、これまでの3戦で1~2着に入っている。阪神競馬場の芝1,200mも右回りのコースであることも含め、グレイドチャーターの走りにも期待ができそうだ。
データから見たセントウルステークスの傾向と穴馬・グレイドチャーター
続いてはデータを紐解いていこう。
新潟記念は、同一年の6月以降の出走回数がポイントとなっており、「出走回数」が「2回」であった競走馬が1着に7回、「1回」の競走馬が2着に5回、「0回」の競走馬が2着に4回と、「3回未満」の競走馬が好走する傾向にあるようだ。3着内率で見ても「0回」の競走馬が25.8%、「1回」の競走馬が22.5%、「2回」の競走馬と25%と、「3回以上」の8.1%を大きく上回っている。
また、近年の新潟記念では、前走「1~2番人気」だった競走馬が好走する傾向でもあり、「1番人気」の競走馬の連対率が33.3%、「2番人気」の競走馬の連対率が37.5%となっている。その一方で、「3~5番人気」と「10番人気以下」の競走馬から連対馬が出ていない。
上記に挙げた2つの傾向のうち、「出走回数2回」というポイントがグレイドチャーターに該当している。前走の北九州記念では14番人気であったが4着と掲示板内に入っており、セントウルステークスのコースが得意の右回り、そして過去に馬券内に絡んだことのある阪神競馬場の芝1,200mであることから、グレイドチャーターの好走が期待できる。