勝ち馬の定石の基本情報

「勝ち馬の定石」をくまなく徹底検証！

「勝ち馬の定石」とは、2017年7月28日より運営している競馬予想サイトだ。検索候補を見ても、あまり好ましい印象を受けないが、「勝ち馬の定石」という競馬予想サイトはいったいどんな競馬予想サイトなのか。今回はこの「勝ち馬の定石」という競馬予想サイトについて検証してみようと思う。

「勝ち馬の定石」の非会員ページを検証！

「勝ち馬の定石」の非会員ページを検証してみよう。どういう関連性があるかはわからないが、「勝ち馬の定石」は【将棋】をモチーフとしているようだ。サイト運営時の世相は、ちょうど藤井聡太棋士（現七段）の活躍が注目され始めたころなので、おそらくそこに乗っかったのだろう。なお、「定石」の意味について書かれているが、これは囲碁やオセロといった石を用いるゲームの用語であり、将棋やチェスといった駒を用いるゲームでは「定跡」という言葉が使われる。どうやら本当に乗っかっただけで、将棋についてはよく知らない模様。その点からいくと、競馬についても怪しいかもしれない。

「勝ち馬の定石」では、まず「無料の3連複情報」を確かめたうえで、【他社との違い】を会員に体感してもらうことを勧めている。【他社との違い】という言葉から、「勝ち馬の定石」が「他のサイトは当たらないけど、うちは絶対に的中するよ」と言っているように感じられる。だいたいこの手の言葉を使うのは悪徳競馬予想サイトである。

「勝ち馬の定石」の会員登録のフォームはこのようになっていた。例によって、「入会金・年会費等は一切取らない」ということが書かれているが、これらは今では当たり前のことである。ポイントプレゼントなどのキャンペーンもないことから、かなりケチな印象を受ける。

「勝ち馬の定石」の非会員ページには、過去に高額的中した買い目が公開されていた。2016年11月12日と「勝ち馬の定石」運営前の日付であるが、タイトルにもあるとおり合併前のもの。では合併後に高額的中した買い目はないのかと疑問に思うがそれは置いておいて、いったい「勝ち馬の定石」はどこと合併した競馬予想サイトなのだろうか？そこで検証した結果、合併ではなく「ヘブンズ・ドア」という競馬予想サイトのリニューアルサイトであることがわかった。「ヘブンズ・ドア」といえば「勝手に会員登録させられていた」「サイト運営前にも関わらず、730万円的中させたという偽の実績がある」などの悪評が続出していた悪徳競馬予想サイトだ。その点から「勝ち馬の定石」は悪徳競馬予想サイトだといえるが、このまま検証を続けていこう。

「勝ち馬の定石」の会員ページを検証！

非会員ページを検証したので、次は会員登録をして会員ページを検証！

「勝ち馬の定石」の会員ページはこんな感じだ。ここで気づいたことだが、なにげなく「1000PT」がプレゼントされていた。多くの競馬予想サイトで登録時にもらえるポイントは1～200PTなので、悪徳競馬予想サイトながらかなり粋なことをするとは思った。

「勝ち馬の定石」には予想家紹介のページがあり、そこでは“指数理論の第一人者”田中一馬氏、“元厩務員”井上康夫氏、“現役トラックマン”ERIKA氏、“日本屈指の理論派”ケンシロウ氏の4名が紹介されていた。【「先」を読む事が得意で、生涯の回収率は300%】【去年は「3連複だけ」で年間回収率424%を記録】とかなりめざましいことが書かれているが、どの人物もまったく名前も聞いたことがない。悪徳競馬予想サイトではおなじみの「もっともらしいキャラクター設定で架空の予想家をでっちあげ」というものだろう。ちなみにこの4名の予想家の他に、“定石プログラム”コンピュータ予想の紹介もあった。もはやなんでもありだな(笑)

「勝ち馬の定石」では、5種類の無料コンテンツが用意されていた。以下がまとめたものである。

「勝ち馬の定石」の的中実績を検証！

次は、競馬予想サイトを検証する上で、重要ともいえる的中実績を検証してみよう。果たして「勝ち馬の定石」の的中実績はどうなっているのか。

「勝ち馬の定石」の的中実績はこのようになっていた。非会員ページでもわかるが、「勝ち馬の定石」は三連複を中心としているようだ。不的中の実績がまったく見当たらないところから、「勝ち馬の定石」は不的中の実績を掲載しない競馬予想サイトであることが分かる。また、最古の的中実績を検証してみると、2017年8月5日のものが最古であることが分かった。サイトの運営は同年の7月28日からのものであるため、日付的には問題はないが、リニューアル前のサイトの評判から、「勝ち馬の定石」の的中実績は疑わしい。

「勝ち馬の定石」の有料情報を紹介！

「勝ち馬の定石」では、以下のような情報が用意されている。

「勝ち馬の定石」の検証結果のまとめ

的中の捏造や勝手に登録されていた等の悪評が絶えなかった「ヘブンズ・ドア」のリニューアルサイト。リニューアル後であるこの「勝ち馬の定石」においてはサイト運営前の的中実績の掲載はなかったが、コンテンツにおいて他サイトの転載が見つかる等、疑わしい点がかなりあった。

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