【2020年 第55回デイリー杯2歳ステークス】特徴まとめ
デイリー杯2歳ステークス(デイリーはいにさいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が主催の重賞競走。正賞はデイリースポーツ賞。
本来なら京都競馬場の芝1,600mで開催しているが、今年は阪神競馬場の芝1.600mで開催される。
デイリー杯2歳ステークスは、12月に施行される阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの関西圏における前哨戦の1つに位置付けられており、地方競馬所属の競走馬はフューチュリティステークスの出走候補馬(3頭まで)に優先出走が認められている。さらにデイリー杯2歳ステークスで2着以内に入った地方競馬所属の競走馬には朝日杯フューチュリティステークスの優先出走権が与えられる。
寄贈賞を提供しているデイリースポーツは、神戸新聞社が発行しているスポーツ紙である。
「東京中日スポーツ」は、中日新聞東京本社が発行しているスポーツ紙で、同社より寄贈賞の提供を受けている。
デイリー杯2歳ステークスは、1966年に3歳(現2歳)馬による重賞競走として創設。当時の名称は「デイリー杯3歳ステークス(デイリーはいさんさいステークス)」で、第1回は京都競馬場の芝1,600mで施行された。その後施行場や距離について幾度かの変遷を経て、1997年に京都競馬場の芝1,600mに定着した。
1984年にグレード制が施行され、JRAの独自グレード「GII」に格付けされ、2007年に日本のパートⅠ国昇格に伴い「JpnⅡ」に変更。2010年に国際格付の「GII」に変更された。
2001年に馬齢表示が国際基準に変更され、出走資格も「2歳」に変更された。これに伴いレース名も現行の「デイリー杯2歳ステークス」となった。
1989年から外国産馬、1995年から地方競馬所属の競走馬の出走が可能となり、2010年には国際競走に指定され外国調教馬も出走が可能となった。
【2020年 第55回デイリー杯2歳ステークス】コースの特徴
デイリー杯2歳ステークスのコースの特徴を見ていこう。デイリー杯2歳ステークスのコースは、スタート後に外回りコースに入ってから3コーナー手前までが上り坂となっている。4コーナーから直線に向いてから残り190m付近までが緩やかな下り坂となっている。
直線距離はAコース使用時で473.6mもあり、ゴール前に高低差1.8mの急な上り坂がある。デイリー杯2歳ステークスのコースは、前半に負荷がかかりやすい構造となっており、道中は脚をためて、直線でスピードを発揮する競走馬が基本的に有利となるが、極端にスローなペースとなると逃げ馬が有利となるという特徴がある。
開催前半で芝の状態が良好な場合は、インを回る能力や先行力がキーとなりやすい。
【2020年 第55回デイリー杯2歳ステークス】過去10年の優勝馬
続いてはデイリー杯2歳ステークスの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第45回 | 2010年10月16日 | 1600m | レーヴディソール | 牝2 | 1 | 1:33.6 |
第46回 | 2011年10月15日 | 1600m | クラレント | 牡2 | 4 | 1:34.9 |
第47回 | 2012年10月6日 | 1600m | テイエムイナズマ | 牡2 | 6 | 1:34.7 |
第48回 | 2013年10月5日 | 1600m | ホウライアキコ | 牝2 | 2 | 1:33.2 |
第49回 | 2014年11月15日 | 1600m | タガノエスプレッソ | 牡2 | 5 | 1:35.1 |
第50回 | 2015年11月14日 | 1600m | エアスピネル | 牡2 | 2 | 1:35.9 |
第51回 | 2016年11月12日 | 1600m | ジューヌエコール | 牝2 | 2 | 1:34.6 |
第52回 | 2017年11月11日 | 1600m | ジャンダルム | 牝2 | 5 | 1:36.3 |
第53回 | 2018年11月10日 | 1600m | アドマイヤマーズ | 牡2 | 1/td> | 1:35.4 |
第54回 | 2019年11月9日 | 1600m | レッドベルジュール | 牡2 | 3 | 1:34.5 |
【2020年 第55回デイリー杯2歳ステークス】レース傾向
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