【2020年 第66回オールカマー】特徴まとめ
オールカマーは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝2,200mを舞台に開催している中央競馬の重賞競走。正賞は産経新聞社賞で、競馬番組表では「産経賞オールカマー(さんけいしょうオールカマー)」と表記される。
オールカマーは、1955年に出走馬に広く門戸を開けたレースとして創設された。創設当時は4歳(現3歳)以上の競走馬によるハンデ戦で、中山競馬場の芝2,000mで開催されていた。1984年にグレード制が導入されたことによりGIIIに格付された際に、距離が2,200m(外回り)に延長された。
オールカマーの負担重量は、1981年に別定重量に変更されたのち、1986年に馬齢重量に変更され、1995年から再び別定重量となった。
オールカマーは、1986年から1994年までは「地方競馬招待競走」として開催され、当時中央競馬で数少ない地方競馬所属の競走馬も出走可能となっていた(1995年に指定交流競走が幅広く行われるようになり、同年に地方競馬招待を廃止)。また、外国産馬は1978年、外国調教馬(9頭まで、優先出走)は1995年より出走可能となった。
2014年の開催よりオールカマーの優勝馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられることとなった。
【2020年 第66回オールカマー】コースの特徴
オールカマーのコースの特徴を見てみよう。オールカマーのコースはホームストレッチの直線入り口からスタートとなり、1コーナーまでの距離は約430mとなっている。スタート直後に急勾配の上り坂があり、さらに1コーナーから2コーナーにかけても上り坂が存在するという特徴を持つ。
その後、外回りの2コーナー過ぎから4コーナーまで終始下り坂になっている。最後の直線の距離は310mで、直宣の半ばではまた急勾配の上り坂が待ち受けるというのもオールカマーのコースの特徴である。
前半はゆったりと流れ、後半の向正面あたりから長く脚を使い続けることが要求されることとなる。
【2020年 第66回オールカマー】過去10年の優勝馬
続いてはオールカマーの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第56回 | 2010年9月26日 | 2200m | シンゲン | 牡7 | 5 | 2:11.4 |
第57回 | 2011年9月25日 | 2200m | アーネストリー | 牡6 | 1 | 2:11.2 |
第58回 | 2012年9月23日 | 2200m | ナカヤマナイト | 牡4 | 2 | 2:15.5 |
第59回 | 2013年9月22日 | 2200m | ヴェルデグリーン | 牡5 | 9 | 2:12.0 |
第60回 | 2014年9月28日 | 2200m | マイネルラクリマ | 牡6 | 2 | 2:12.2 |
第61回 | 2015年9月27日 | 2200m | ショウナンパンドラ | 牡4 | 3 | 2:11.9 |
第62回 | 2016年9月25日 | 2200m | ゴールドアクター | 牡5 | 1 | 2:11.9 |
第63回 | 2017年9月24日 | 2200m | ルージュバック | 牡5 | 5 | 2:13.8 |
第64回 | 2018年9月23日 | 2200m | レイデオロ | 牡4 | 1 | 2:11.2 |
第65回 | 2019年9月27日 | 2200m | スティッフェリオ | 牡5 | 4 | 2:12.0 |
【2020年 第66回オールカマー】レース傾向
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