【2020年 第74回セントライト記念】特徴まとめ
セントライト記念(セントライトきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝2,200mを舞台に開催している中央競馬の重賞競走。正賞は朝日新聞社賞で、1995年より菊花賞トライアルに指定されていることから、競馬番組表では「朝日杯セントライト記念(菊花賞トライアル)」と表記されている。
競走名の「セントライト」とは、1941年に横浜農林省賞典四歳呼馬(現・皐月賞)、東京優駿、京都農林省賞典四歳呼馬(現・菊花賞)を制し、日本競馬史上初の三冠馬になった競走馬の名前である。セントライトは、種牡馬となってからも第15回平和賞を制したオーライをはじめとした活躍馬を輩出し、1984年にはその功績を称え顕彰馬に選出された。
セントライト記念は、1947年に4歳(現3歳)限定の重賞競走として創設された。創設当初は東京競馬場の芝2,400mを舞台に別定重量で開催されていた。その後幾度か距離と開催場が変更され、1980年より現行の中山競馬場の芝2,200m(外回り)で定着した。
セントライト記念の負担重量は1971年から2002年までは定量、2003年以降は馬齢重量(牡・せん56kg、牝54kg)で開催されている。
1955年までは牡馬限定戦として開催され、1995年に菊花賞トライアルに指定された。また名称が幾度か変更され、2014年に現行の「朝日杯セントライト記念」で定着した。
【2020年 第74回セントライト記念】コースの特徴
セントライト記念のコースの特徴を見ていこう。セントライト記念のコースはホームストレッチの直線入り口からのスタート、1コーナーまでは約430mとなっている。スタート直後に急勾配の上り坂があり、その後1コーナーでも2コーナーまでの上り坂が存在するという特徴を持つ。
その後、2コーナー過ぎから4コーナーまで終始下り坂となっている。最後の直線の距離は310mで、直線の半ばには再び急勾配の上り坂が待ち受けているというのもこのセントライト記念のコースの特徴である。
セントライト記念では、前半はゆったりと流れ、後半の向正面あたりより長く脚を使い続けることが要求されることとなる。
【2020年 第74回セントライト記念】過去10年の優勝馬
続いてはセントライト記念の過去10年の優勝馬を見ていこう。なお2014年の開催のみ新潟競馬場の芝2,200mでの開催となる。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第64回 | 2010年9月19日 | 2200m | クォークスター | 牡3 | 4 | 2:10.9 |
第65回 | 2011年9月18日 | 2200m | フェイトフルウォー | 牡3 | 6 | 2:10.3 |
第66回 | 2012年9月17日 | 2200m | フェノーメノ | 牡3 | 1 | 2:10.8 |
第67回 | 2013年9月17日 | 2200m | ユールシンギング | 牡3 | 3 | 2:13.5 |
第68回 | 2014年9月21日 | 2200m | イスラボニータ | 牡3 | 1 | 2:11.7 |
第69回 | 2015年9月21日 | 2200m | キタサンブラック | 牡3 | 6 | 2:13.8 |
第70回 | 2016年9月18日 | 2200m | ディーマジェスティ | 牡3 | 1 | 2:13.1 |
第71回 | 2017年9月18日 | 2200m | ミッキースワロー | 牡3 | 2 | 2:12.7 |
第72回 | 2018年9月17日 | 2200m | ジェネラーレウーノ | 牡3 | 9 | 2:14.6 |
第73回 | 2019年9月16日 | 2200m | リオンリオン | 牡3 | 1 | 2:11.5 |
【2020年 第74回セントライト記念】レース傾向
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