【2020年 第38回ローズステークス】特徴まとめ
ローズステークス(Rose Stakes)は、日本中央競馬会(JRA)が主催の重賞競走。本来は阪神競馬場の芝1,800mを舞台に開催しているが、今年は中京競馬場の芝2,000mで開催される。
正賞は関西テレビ放送賞で、競馬番組表では「関西テレビ放送賞 ローズステークス(秋華賞トライアル)」と表記される。
ローズステークスは、1983年に4歳(現3歳)牝馬限定の重賞競走として創設され、当初は「エリザベス女王トライアル」の副称がつけられて、京都競馬場の芝2,000m(外回り)で10月に開催されていた。翌年に名称が「関西テレビ放送賞 ローズステークス」に変更され、グレード制施行に伴いGII(当時はJRA独自のグレード)に格付された。2009年に格付表記が国際格付のGIIとなった。
1996年に秋華賞が新設されたことに伴い、秋華賞トライアルに変更され、舞台も阪神競馬場の芝2,000mへ移された。その後、2007年に距離が200m短縮され、現行の阪神競馬場の芝1,800m(外回り)で開催されることとなった。
1984年に混合競走に指定されたことに伴い外国産馬、1995年に指定交流競走となり地方競馬所属馬(当初は2頭で、1996年より3頭)、2009年には国際競争に指定されたことに伴い、外国調教馬(9頭まで)も出走可能となった。
また、ローズステークスの3着までに入った競走馬には秋華賞の優先出走権が与えられる。
【2020年 第38回ローズステークス】コースの特徴
金鯱賞のコースの特徴を見てみよう。金鯱賞のコースは、ホームストレッチにある上り坂の途中からのスタートとなり、コースを1周するレイアウトとなっている。
スタート後も1コーナーから2コーナーと向正面半ばにかけて緩やかな登り勾配が続いており、前半1,000mはほぼ上り坂を走る形となるのが中日新聞杯のコースの特徴。その後、3コーナー手前から4コーナー過ぎまで下り坂となっており、最古の直線にて再び急な上り坂となる。
スタートからゴールまでの間でほとんど平坦な部分がないタフなコースとなっており、このタフな馬場を乗り切り、最後の直線距離412.5mにおいても末脚を伸ばせるだけの体力が要求される。
【2020年 第38回ローズステークス】過去10年の優勝馬
続いてはローズステークスの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第28回 | 2010年9月19日 | 1800m | アニメイトバイオ | 牝3 | 4 | 1:45.8 |
第29回 | 2011年9月18日 | 1800m | ホエールキャプチャ | 牝3 | 1 | 1:48.1 |
第30回 | 2012年9月16日 | 1800m | ジェンティルドンナ | 牝3 | 1 | 1:46.8 |
第31回 | 2013年9月15日 | 1800m | デニムアンドルビー | 牝3 | 1 | 1:47.7 |
第32回 | 2014年9月21日 | 1800m | ヌーヴォレコルト | 牝3 | 2 | 1:46.0 |
第33回 | 2015年9月20日 | 1800m | タッチングスピーチ | 牝3 | 7 | 1:45.2 |
第34回 | 2016年9月18日 | 1800m | シンハライト | 牝3 | 1 | 1:46.7 |
第35回 | 2017年9月17日 | 1800m | ラビットラン | 牝3 | 8 | 1:45.5 |
第36回 | 2018年9月16日 | 1800m | カンタービレ | 牝3 | 5 | 1:45.7 |
第37回 | 2019年9月15日 | 1800m | ダノンファンタジー | 牝3 | 1 | R1:44.4 |
【2020年 第38回ローズステークス】レース傾向
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