【2020年 第69回ラジオNIKKEI賞】特徴まとめ
ラジオNIKKEI賞(ラジオニッケイしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が福島競馬場の芝1,800mを舞台に開催している重賞競走。正賞はラジオNIKKEI賞で、競走名は寄贈賞を提供している日経ラジオ社が運営する短波放送局の愛称「ラジオNIKKEI」に由来している。
ラジオNIKKEI賞は、1952年に「中山4歳ステークス」という名称で皐月賞の前哨戦かつ4歳(現3歳)馬による重賞競走として創設され、第1回は中山競馬場の芝1,800mで施行された。1954年より春のクラシックシーズン終了後の6月下旬~7月上旬に施行されるようになった。
競走名は1959年と1960年が「日本短波賞中山4歳ステークス」、1961年から1978年が「日本短波賞」、1979年から2005年が「ラジオたんぱ賞」と幾度かの変遷を経ている。
1955年から1967年までは東京優駿(日本ダービー)の優勝馬が出場することができず、敗者復活戦のような性格を帯び、規定が廃されてからもしばらくは「残念ダービー」という俗称が残った。そのうえ、外国産馬も1972年から1983年、1992年から2000年、および2005年以降は混合競走として出走資格が与えられているものの、前述の期間以外は出走不可とされていた。
1997年以降は特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属の競走馬、2009年以降は国際競走となったことにより外国調教馬も出走可能となった。
負担重量は定量とされた1953年を除き、2005年までは別定とされていたが、2006年以降はハンデキャップとなった。
【2020年 第69回ラジオNIKKEI賞】コースの特徴
ラジオNIKKEI賞のコースの特徴を見ていこう。ラジオNIKKEI賞のコースは、ホームストレッチの半ばからスタートし、約300m先の1コーナーに向かっていくレイアウトになっている。
決勝線を過ぎ、1コーナーから2コーナーにかけて緩やかな下り坂になっている。向正面に上り坂があり、3コーナーから4コーナーにかけてはほぼ平坦になっていて、4コーナー半ばから直線の入り口までが緩やかな下り坂となっている。直線距離はAコース使用時で292mあり、ゴール前には上り坂がある。
ラジオNIKKEI賞のコースは、スピードの持続力だけでなく、インで器用に立ち回る能力を兼ね備えた競走馬が好走しやすいという特徴がある。
【2020年 第69回ラジオNIKKEI賞】過去10レースの優勝馬
続いてはラジオNIKKEI賞の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第59回 | 2010年7月4日 | 1800m | アロマカフェ | 牡3 | 3 | 1:47.3 |
第60回 | 2011年7月3日 | 1800m | フレールジャック | 牡3 | 6 | 1:46.9 |
第61回 | 2012年7月1日 | 1800m | ファイナルフォーム | 牡3 | 2 | 1:47.9 |
第62回 | 2013年6月30日 | 1800m | ケイアイチョウサン | 牡3 | 8 | 1:47.9 |
第63回 | 2014年7月6日 | 1800m | ウインマーレライ | 牡3 | 5 | 1:45.9 |
第64回 | 2015年7月5日 | 1800m | アンビシャス | 牡3 | 1 | 1:46.4 |
第65回 | 2016年7月3日 | 1800m | ゼーヴィント | 牡3 | 1 | 1:47.0 |
第66回 | 2017年7月2日 | 1800m | セダブリランテス | 牡3 | 2 | 1:46.6 |
第67回 | 2018年7月1日 | 1800m | メイショウテッコン | 牡3 | 2 | 1:46.1 |
第58回 | 2019年6月30日 | 1800m | ブレイキングドーン | 牡3 | 3 | 1:49.8 |
【2020年 第69回ラジオNIKKEI賞】レース傾向
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