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【2020年 第73回鳴尾記念】特徴まとめ

鳴尾記念 特徴

鳴尾記念(なるおきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の芝2,000mを舞台に開催している重賞競走。正賞は農林水産大臣賞で、競馬番組表では「農林水産省賞典 鳴尾記念(のうりんすいさんしょうしょうてん なるおきねん)」と表記されている。

競走名の「鳴尾」とは、1907年に関西競馬倶楽部が兵庫県武庫郡鳴尾村(現・西宮市)に建設された鳴尾競馬場に由来する。この鳴尾競馬場は、1937年に「阪神競馬場」に改称されたが、1943年に閉鎖された。現在存在している阪神競馬場は、1949年に創設された。

鳴尾記念は、1951年に阪神競馬場の芝2,400mにてハンデキャップの重賞競走として創設され、6月と12月の年2回で施行されていたが、1954年以降は年1回の施行となっている。1984年にグレード制が導入されたことに伴いGII格付され、施行時期・距離・競走条件ともに幾度か変更された。

1997年6月に芝2,000mで国際競走、そして宝塚記念の前哨戦として施行された。2000年より施行時期が12月に移設され、地方所属の競走馬の出走が可能となったが、国際競走でなくなった上に格付がGIIIに降格となった。

2006年に施行距離が芝1,800mに短縮され、再び国際競走に指定された。2012年に施行時期が再び6月に移され、距離も再び芝2,000mとなった。

【2020年 第73回鳴尾記念】コースの特徴

2020年 第73回鳴尾記念 コース特徴

鳴尾記念のコースの特徴を見てみよう。のコースは、ホームストレッチの半ばからのスタートとなる。

1コーナーまでの距離が約350mで、1コーナーから2コーナーそしてバックストレッチまではほぼ平坦になっており、3コーナー過ぎから4コーナーそして直線の半ばにかけて緩やかな下り坂となっているという特徴がある。直線距離はAコース使用時で356.5m。

ゴール前には2回目の急な上り坂が待ち受けており、最終コーナーから加速し、坂のある直線でも末脚を伸ばし続けられるスタミナと馬力が要求されやすいという特徴がある。

【2020年 第73回鳴尾記念】過去10レースの優勝馬

続いては鳴尾記念の過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第63回 2010年12月4日 1800m ルーラーシップ 牡3 2 1:44.9
第64回 2011年12月3日 1800m レッドデイヴィス セ3 4 1:45.6
第65回 2012年6月2日 2000m トゥザグローリー 牡5 2 2:00.1
第66回 2013年6月1日 2000m トウケイヘイロー 牡4 6 1:58.9
第67回 2014年6月7日 2000m エアソミュール 牡5 1 1:59.1
第68回 2015年6月6日 2000m ラブリーデイ 牡5 2 1:58.8
第69回 2016年6月4日 2000m サトノノブレス 牡6 3 1:57.6
第70回 2017年6月3日 2000m ステイインシアトル 牡6 3 1:59.4
第71回 2018年6月2日 2000m ストロングタイタン 牡5 4 1:57.2
第72回 2019年6月1日 2000m メールドグラース 牡4 1 1:59.6

【2020年 第73回鳴尾記念】レース傾向

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