【2020年 第80回桜花賞】特徴まとめ
桜花賞(おうかしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の芝1,600mを舞台に開催している重賞競走。正賞は内閣総理大臣賞と日本馬主協会連合会会長賞。
競馬番組表では「サンケイスポーツ杯 阪神牝馬ステークス(サンケイスポーツはい はんしんひんばステークス)」と表記されている。
桜花賞は、1939年にイギリスの「1000ギニー」を参考に、最もスピードのある優秀な牝馬の選定と優秀な繁殖牝馬を発掘するべく、「中山四歳牝馬特別(なかやまよんさいひんばとくべつ)」という名称で4歳(現3歳)牝馬限定の競走として創設。東京優駿競走・阪神優駿牝馬(現・優駿牝馬)・横浜農林省賞典四歳呼馬(現・皐月賞)・京都農林省賞典四歳呼馬(現・菊花賞)と共にクラシック競争の一つとして数えられた。
途中太平洋戦争の戦局の悪化により中断するも、戦後の1947年に名称を現行の「桜花賞」に変更して京都競馬場にて再開した。その後1950年に施行場が現行の阪神競馬場に移された。
1984年にグレード制が導入されたことを受けてGI(国内限定の格付)に格付され、2007年から2009年は日本がパートⅠ国に昇格したことにより「JpnI」、2010年に国際競走となったことから国際格付のGIに変更された。
1995年に指定交流競走となったことから、地方競馬所属の競走馬も出走可能となり、2004年より外国産馬、2010年より外国調教馬も出走可能となった。
【2020年 第80回桜花賞】コースの特徴
桜花賞のコースの特徴を見ていこう。桜花賞のコースは、スタート後に外回りコースに入ってから3コーナー手前までが上り坂となっている。4コーナーから直線に向いてから残り190m付近までが緩やかな下り坂となっている。
直線距離はAコース使用時で473.6mもあり、ゴール前に高低差1.8mの急な上り坂がある。桜花賞のコースは、前半に負荷がかかりやすい構造となっており、道中は脚をためて、直線でスピードを発揮する競走馬が基本的に有利となるが、極端にスローなペースとなると逃げ馬が有利となるという特徴がある。
開催前半で芝の状態が良好な場合は、インを回る能力や先行力がキーとなりやすい。
【2020年 第80回桜花賞】過去10レースの優勝馬
続いて桜花賞の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第53回 | 2010年4月11日 | 1600m | アパパネ | 牝3 | 1 | 1:33.3 |
第54回 | 2011年4月10日 | 1600m | マルセリーナ | 牝3 | 2 | 1:33.9 |
第55回 | 2012年4月8日 | 1600m | ジェンティルドンナ | 牝3 | 2 | 1:34.6 |
第56回 | 2013年4月7日 | 1600m | アユサン | 牝3 | 7 | 1:35.0 |
第57回 | 2014年4月13日 | 1600m | ハープスター | 牝3 | 1 | 1:33.3 |
第58回 | 2015年4月12日 | 1600m | レッツゴードンキ | 牝3 | 5 | 1:36.0 |
第59回 | 2016年4月10日 | 1600m | ジュエラー | 牝3 | 3 | 1:33.4 |
第60回 | 2017年4月9日 | 1600m | レーヌミノル | 牝3 | 8 | 1:34.5 |
第61回 | 2018年4月8日 | 1600m | アーモンドアイ | 牝3 | 4 | 1:33.1 |
第62回 | 2019年4月7日 | 1600m | グランアレグリア | 牝3/td> | 2 | 1:32.7 |
【2020年 第80回桜花賞】レース傾向
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