【2020年 第34回フラワーカップ】特徴まとめ
フラワーカップは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝1,800mを舞台に開催している重賞競走。競走名の「フラワー(Flower)」とは、花を意味する英語。
フラワーカップは、1987年に4歳(現3歳)の牝馬による重賞競走として創設された。施行場・距離は創設時以来、中山競馬場の芝1,800mで定着している。
創設当時の負担重量は馬齢だったが、2001年の開催から別定に変更された。また、この年から2005年までは名称を「時事通信杯 フラワーカップ」に変更して施行された。
1995年より外国産馬、1996年より地方競馬所属の競走馬、2009年より国際競走に指定されたことから外国調教馬の出走が可能となった。
【2020年 第34回フラワーカップ】コースの特徴
フラワーカップのコースの特徴を見てみよう。フラワーカップのコースは、ホームストレッチの上り坂からのスタートとなる。スタート地点から1コーナーまでの距離は約200mと短く、そのうえ決勝線から1コーナーの途中までが上り坂という特徴がある。
1コーナーを過ぎてから向正面半ばまでが緩やかな下り坂になっていて、3~4コーナーにかけてはほぼ平坦になっていて、最後の直線は310mもある。直線の半ばには急な上り坂(高低差2.2m)がある。
2014年の路盤改修後は、従来よりも上りが出やすくなったように思えるものの、前半から負担がかかることから、JRAの芝1,800mの中ではタフなコースという特徴がある。
フラワーカップのコースは、ダート中距離のようなパワーが要求されやすく、パワー型の先行馬が走りやすいという特徴がある。
【2020年 第34回フラワーカップ】過去10レースの優勝馬
続いてフラワーカップの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第24回 | 2010年3月20日 | 1800m | オウケンサクラ | 牝3 | 3 | 1:50.3 |
第25回 | 2011年3月26日 | 1800m | トレンドハンター | 牝3 | 5 | 1:47.0 |
第26回 | 2012年3月17日 | 1800m | オメガハートランド | 牝3 | 6 | 1:53.3 |
第27回 | 2013年3月16日 | 1800m | サクラプレジール | 牝3 | 2 | 1:50.0 |
第28回 | 2014年3月21日 | 1800m | バウンスシャッセ | 牝3 | 3 | 1:51.3 |
第29回 | 2015年3月21日 | 1800m | アルビアーノ | 牝3 | 1 | 1:49.4 |
第30回 | 2016年3月21日 | 1800m | エンジェルフェイス | 牝3 | 1 | 1:49.3 |
第31回 | 2017年3月20日 | 1800m | ファンディーナ | 牝3 | 1 | 1:48.7 |
第32回 | 2018年3月17日 | 1800m | カンタービレ | 牝3 | 2 | 1:49.2 |
第33回 | 2019年3月16日 | 1800m | コントラチェック | 牝3 | 2 | 1:47.4 |
【2020年 第34回フラワーカップ】レース傾向
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