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【2020年 第60回きさらぎ賞】 特徴まとめ

ダイヤモンドステークス 特徴

きさらぎ賞(きさらぎしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝1,800mで開催している中央競馬の重賞競走。競走名の「きさらぎ(如月)」とは、陰暦の2月を表す異称。正賞はNHK賞。

きさらぎ賞は、1961年に4歳(現3歳)馬限定の重賞競走として創設され、翌年に開催された第2回より「NHK賞」の副称がつけられている。

きさらぎ賞創設時は中京競馬場の砂1,200mで施行され、その後は砂1,700mへ延長され、1971年から1986年までは中京競馬場の芝1,800mで施行された。その後、1987年に京都競馬場の芝2,000mに変更され、1991年より現行の京都競馬場の芝1,800m(外回り)で施行されている。

2007年に日本がパートⅠ国に昇格したことに伴い格付表記が「JpnⅢ」に変更された後、2009年に国際格付の「GIII」に変更された。

1972年より混合競走に指定されたことから外国産馬、1996年に特別指定交流競走に指定されたことを受け地方競馬所属の競走馬、2009年より国際競走に指定されたことにより外国調教馬の出走が可能となった。

【2019年 第59回きさらぎ賞】コースの特徴

2019年 第59回きさらぎ賞 コース特徴

きさらぎ賞のコースの特徴を見てみよう。

きさらぎ賞のコースは、2コーナー奥にある引き込み線の一番奥からスタート。これによりスタート後に向正面を走る距離が長く、道中のペースがよどみなく流れるケースが多いことから、実際の距離以上のスタミナが要求されるという特徴がある。このことから、きさらぎ賞のコースは2,000m以上でも差せるタイプが有利なコースと言える。

京都競馬場の芝コースはAからDコースまで取れるため良好なコンディションが保たれ、終始インコースの良い状態が続きやすいという特徴があり、スピードード勝負に対応でき、なおかつ長距離もこなせるスタミナが求められるコースとなっている。

【2019年 第59回きさらぎ賞】過去10年の優勝馬

続いてはきさらぎ賞の過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第50回 2010年2月14日 1800m ネオヴァンドーム 牡3 5 1:48.6
第51回 2011年2月6日 1800m トーセンラー 牡3 3 1:47.6
第52回 2012年2月5日 1800m ワールドエース 牡3 1 1:47.0
第53回 2013年2月3日 1800m タマモベストプレイ 牡3 6 1:48.9
第54回 2014年2月9日 1800m トーセンスターダム 牡3 2 1:47.6
第55回 2015年2月8日 1800m ルージュバック 牝3 1 1:48.6
第56回 2016年2月7日 1800m サトノダイヤモンド 牡3 1 1:46.9
第57回 2017年2月5日 1800m アメリカズカップ 牡3 6 1:50.1
第58回 2018年2月4日 1800m サトノフェイバー 牡3 4 1:48.8
第59回 2019年2月3日 1800m ダノンチェイサー 牡3 3 1:49.0

【2019年 第59回きさらぎ賞】レース傾向

過去10年の開催において、GII・JpnII・GIII・JpnIIIのいずれのレースにも出走したことがない競走馬が好走する傾向にあり、連対馬のうち19頭がこれに該当していた。

また、過去に出走していたレースでの最低単勝人気別もポイントの一つで、過去10年の優勝馬のうち9頭は最低単勝人気が3番人気以内であることもわかっている。

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