あらゆる競馬サイトを徹底検証!

【2020年 第70回東京新聞杯】 特徴まとめ

東京新聞杯 特徴

東京新聞杯(とうきょうしんぶんはい、Tokyo Shimbun Hai)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の芝1,600mで開催している中央競馬の重賞競走。競走名の「東京新聞」とは、中日新聞東京本社が発行する日刊紙のことで、正賞は中日新聞社賞。

東京新聞杯は、1951年に創設された5歳(現4歳)以上の競走馬による重賞競走「東京杯」が前身となっている。創設当初は東京競馬場の芝2,400mを舞台に、天皇賞・春の前後に施行されていたが、1966年に現名称の「東京新聞杯」に改称したことに伴い、施行時期を1月下旬から2月上旬に繰り上げた。

施行距離と施行場については、幾度かの変更を経て、1984年の開催から東京競馬場の芝1,600mに定着した。同時に6月の安田記念に向けた春の古馬短距離路線に組み込まれることとなった。

1994年より外国産馬、2005年より外国調教馬、2020年より地方競馬所属の競走馬の出走が可能となった。

【2019年 第69回東京新聞杯】コースの特徴

2019年 第69回東京新聞杯 コース特徴

東京新聞杯のコースの特徴を見てみよう。東京新聞杯のコースは、2コーナーにあるスタート地点から、3コーナーへとまっすぐ向かっていくレイアウトとなっており、向上面半ばに上り坂があり、そこから3コーナーにかけて下っていくことになる。

東京新聞杯のコースの特徴として、直線に向かってすぐに約160mの上り坂(高低差2m)があり、その後300mはほぼ平坦となっている。最後の直線距離は525.9m。

東京新聞杯のコースは、前半が速くなりやすく、坂を上った後にゴール前においてもう一段末脚を伸ばすことが要求されるという特徴を持つ。速い時計の決着となると、スプリンタータイプ・インを回ってくる競走馬が好走しやすくなっており、逆に時計がかかる場合は、末脚がしっかしタイプ・中距離型の競走馬が好走しやすくなっている。

【2019年 第69回東京新聞杯】過去10年の優勝馬

続いては東京新聞杯の過去10年の優勝馬を見ていこう。

回数 開催日 距離 馬名 性齢 人気 タイム
第60回 2010年1月30日 1600m レッドスパーダ 牡4 2 1:32.1
第61回 2011年2月6日 1600m スマイルジャック 牡6 5 1:32.5
第62回 2012年2月5日 1600m ガルボ 牡5 8 1:32.8
第63回 2013年2月3日 1600m クラレント 牡4 2 1:32.9
第64回 2014年2月17日 1600m ホエールキャプチャ 牝6 8 1:33.2
第65回 2015年2月8日 1600m アンバルブライベン 牝6 2 1:35.7
第66回 2016年2月7日 1600m スマートレイアー 牝6 5 1:34.1
第67回 2017年2月5日 1600m ブラックスピネル 牡4 3 1:34.9
第68回 2018年2月4日 1600m リスグラシュー 牝4 3 1:34.1
第69回 2019年2月3日 1600m インディチャンプ 牡4 1 1:31.9

【2019年 第69回東京新聞杯】レース傾向

東京新聞杯では、過去10年にも及ぶ開催の中で、4歳馬と6歳馬が好走する傾向にあり、4歳馬が5勝、6歳馬が4勝を挙げている。5歳馬からの優勝馬は2012年のガルボのみでありながら、2着に4回、3着に6回入っている。また、6歳馬は3着に入ったことがないというのもこの東京新聞杯の特徴と言える。

また、前走での成績もポイントで、過去10年間でエリザベス女王杯から出走してきた競走馬が好走する傾向にもあり、これに該当する4頭のうち3頭が優勝している。このほかでは年明けの中山競馬場でのオープン特別・ニューイヤーステークスから出走してきた競走馬が3着内率30.4%(1着が2回・2着が3回・3着が2回)と好成績を収めている。

ページトップへ